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daken, musyaburi tsuku
タイトル、もう少し何とかならなかったのか…
元ゲイビ男優の雰囲気あるカフェマスターと、その常連沢崎。沢崎が目がキラキラしていて元気でハッキリした性格のワンコ。
マスターは両親の借金返済と開店資金のため男優していたものの今は平和にカフェを運営してます。そのためか、余りお洒落な(お金がかかった)感じのない、昔ながらの喫茶店を改築したような風貌の外見や自宅が現実味あって良かった(笑)
常連二人も良い人で、雨の日なんか「うねるだけの髪がありゃ幸せってもんだ」と話す初老など、なかなか細かいところ面白かったです。
話自体はあっさりしていたと思うのですが、主人公二人の思いが細かくどこまでもすれ違っていくのが愉快。エッチなシーンは擬音が沢山書き込まれている表現はいまいち好きではありませんでした。
そういう業界から足を洗ったら“お仲間”が足を引っ張りにくることもあるだろうし、また新しい道で獲得した信頼で助けられることもありますよね。ワンコ沢崎はどちらの面でもマスターにお世話になっていた位置なので、彼がスッパリ助けるシーンは見ていて気持ち良かったです。
Kindle Unlimitedにて。