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ボンテージが描きたいがために、未来の設定にってww
どんだけ好きやねん(*´∀`)ノ ビシ
思わずツッコミを入れてしまったもこです。
表題作~のお話は、ヴァンパイアなお話。吸血鬼になって400年。一人も新しい仲間を生み出すことをしなかったエンドレス。そのエンドレスが一人の少年と出会う。運命というべきその出会いから若き少年とともに生きることを誓う。しかしそれは甘いことだけではなく・・・!?
ヴァンパイアには、ついになるようにクルースニクというハンターがつくそうです。ヴァンパイアが生まれると、クルースニクも生まれる。
この2人はエネルギーを共有している部分があり、お互いを感じることができる。触れれば、これでもかという快感が沸き起こり、ヴァンパイアは抵抗できず、ハンターは快楽を得る。クルースニクももともとは人間で、ヴァンパイアを倒せば人間に戻れると。
小難しい設定も、わりとすんなり理解できたので、しょっぱなから楽しく読ませていただきました。
エロ度は低め。二人の結合どうの~は無いんですが、なんだかんだで、攻っぽいエンドレスの顔がやたら快楽におぼれるシーンが多かったのが見所でしょうかね。拘束し、突き刺された剣から滴る血を~なシーン。これもある意味芸術の域ww
流血苦手なかたにはお勧めしませんが。。。
最後。ハッピーエンドです。エンドですが、このエンドは予想外でした。
たった16歳だった怜と、400年を生きたエンドレス。
この2人が一瞬とも思えるこの一冊のなかで、どう変化していくのか。
面白いとおもいます。
作者さん、どんだけボンデージ愛してるんですかww
ボンデージにしたくて、未来設定のヴァンパイヤっていうところがまた実はおいしいのですが。
雰囲気はレトロなB級映画の雰囲気v
未来設定なのにノスタルジックというのが、この良い所ですね♪
ヴァンパイヤのエンドレスが400年生きて初めて自分の血を分け与えたえたいと望んだ少年が怜。
しかし、怜は不完全なヴァンパイヤとして目覚めてしまう。
エンドレスと対になるヴァンパイヤハンターのクルースニクであるグッドラックと、クルースニクとして覚醒した怜の兄。
対となるヴァンパイヤを押し倒した時の深いエクスタシーを求めてクルースニクはヴァンパイヤを求めるという運命づけの為、皆がエンドレスに焦れ、追いかけ。
エンドレスは愛されまくりの存在。
怜の兄は、そのエクスタシーの為にエンドレスを捉え、エンドレスを慕う怜をも手に入れた形になるが、命を賭して怜を解放しようとするエンドレス。
エンドレスと怜は相思相愛なのだが、そこへ二人のクルースニクの一方通行的なエンドレスへの愛が絡んだ為に悲劇的な結末へと進んでいくという、そこがノスタルジックを感じる所以のファンタジーなのでしょう。
また、犬の形をとっている使い魔のソーサーの一途な主人への忠誠も、愛の形なのです。
全くエロスという点では直接的な行為描写はないのですが、吸血鬼の吸血行為、そしてクルースニクとの対の設定が、それをそこはかとなく漂わせる、幾分JUNE的な匂いのする作品ですね。
ラストがまたいいんだ、これが~♪