いいからオレのことだけ考えててくれ!

ちょっと黙って

chotto damatte

ちょっと黙って
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神18
  • 萌×218
  • 萌12
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

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レビュー数
4
得点
200
評価数
51
平均
4 / 5
神率
35.3%
著者
山野でこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
シリーズ
キミと以心伝心っ!
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784344841413

あらすじ

「人の脳に直接自分の心の声を送る」という能力を持っている高校生三年生の雑賀伝護は弟を溺愛する極度のブラコンだったが、最近弟に恋人ができてションボリ中。そんな伝護の前にある日突然、「やっと見つけた」と言いながら別の高校に通う迫麟太郎という年下男子が現れる。どうやら伝護の心の声が麟太郎にだけ、なぜか伝護の意志とは関係なくダダ漏れ状態だったらしい。その事実を知って戸惑う伝護に対し、麟太郎はいきなりキスもしてきてーー!?

表題作ちょっと黙って

高校生
高校生、相手に声を送る能力がある

その他の収録作品

  • ever after(描き下ろし)

レビュー投稿数4

無言なのにうるさいってスゴイww

『キミと以心伝心っ!』のスピンオフ作品のようです。前作は未読ですが、この作品だけでも問題なく読めます。前作主人公の兄:伝護(受け)と新キャラクター:麟太郎(攻め)が主役のお話。

伝護の心の声がなぜか麟太郎には聞こえる。そして初対面の伝護に「アンタうるさい!」と突っかかっていく。心の声は多少距離が離れていても容赦なく麟太郎の頭の中に響いているようで…。
確かに、所かまわずにずーっと誰かの声が聞こえ続けているって迷惑で大変そう。更に、伝護は口数は少ないのですが思考がうるさいので(笑) 1話なんて口を開いて喋っているよりも遥かに心の声の方が多いし。

最初のキスは、心の声がうるさい伝護を黙らせるため一方的なもの。しかも、最初あんなに険悪な感じだったのにこの時点で麟太郎は伝護に惚れたっぽい?なんで?どういう事?惚れるの早くない!?と、急展開に驚きましたが、その種明かしは4話で待ってます!

その後は、見た目不良で中身意外とまとも(失礼)な麟太郎が、堅物&恋愛脳無し&超ブラコンな伝護を恋に落すために一生懸命行動する。いつも真っ直ぐに好きな気持ちを伝える麟太郎が健気。最初はまったくその気が無かった伝護も彼の直球な思いに段々と惹かれている様子…。

一番可愛かった場面は、
成績が中の下な麟太郎がテストを頑張ったら何かご褒美をあげる約束をした伝護が、他の男子学生にテレパスで~テストのご褒美は何が欲しいのか?~と問いかけたら「キスとセックス!」との回答が……その後テスト期間中ずっと伝護がキスとセックス思考になってしまう所。この思考が麟太郎に筒抜けなのがかなり恥ずかしい(*ノωノ)
ご褒美は期待通り(笑)キスとセックス!なんやかんやで二人はめでたく結ばれるのでした~
相手の心の声が聞こえるってセックス中は便利かも。どこが気持ちいいかとか分かるから。

伝護は素直に甘えてくる弟属性の麟太郎が愛おしくてたまらない様で、好きという思い(心の声)が溢れ出して止まらなくなった模様。恋愛脳が成長した!

最終話は、伝護に出逢う前の麟太郎のお話。
伝護の住む町に引っ越してきてから、麟太郎には誰かの声が常に聞こえてくる。その声はただ一方的に聞こえるもので、麟太郎の「あんた何なんだよ!?」って言う問いかけには答えてくれない。しかも、その声はいつもアイトを心配して気にしている。そんなに気に掛けてもらえて愛されているアイトという存在が羨ましくなると同時に、心の声の人は自分にとって特別な人なのではないか思うように。そして、やっと伝護と出会い1話に繋がる。
最終話を読んでから1話を読み返すと麟太郎の思いが尚の事伝わってきて、伝護と出会えて本当に良かったね!と涙…。神様ありがとうございます。

描きおろしは伝護のむっつりエロな点が満載。相変わらず無言でうるさいけど可愛い。

もう少し話数を増やして恋になる過程をじっくり楽しみたかったなぁという印象。
でも、内容も良かったしキャラ萌えもあって設定も面白いし萌2で♪
何より「無言でうるさい」という言葉に衝撃を受けたので。

3

イレギュラーな恋

『キミと以心伝心っ!』に登場するブラコンお兄ちゃん・伝護のスピンオフです。
前作未読でも問題ないですが、かなり存在感を出しているキャラなので読んでおくと尚楽しめるでしょう。

テレパシーが使える伝護ですが、力はコントロールされており伝えたい人・内容は自分で選択することができる。
そんな中、伝護の心の声が全て伝わってしまうというイレギュラーな存在・麟太郎が現れる。

麟太郎は引っ越してきてからずっと伝護の心の声が聞こえており、その内容は弟を心配することばかり。
いつしか電護に心配される弟を羨ましく思うようになり、伝護自身を探すようになる。

麟太郎は初めからグイグイきますが、出会った時はすでに伝護のことが好きになっています。
そんな麟太郎に徐々に絆されていく伝護は、相変わらず心の声がダダ漏れ。
気持ちが伝わってしまうため両思いになるのも早いのですが、少し性急すぎた印象はあります。
ただ、何も言わなくても伝わる伝護に対し、言葉にしないと思っていることが伝わらない麟太郎が、言葉を尽くし気持ちを伝えるところがとても良かったです。
最後は伝護の方が麟太郎にメロメロで、何故そうなった状態です(笑)

0

もう少し長く描けたら、伝護の気持ちについて行けたかも⁈

「キミと以心伝心っ!」未読のまま、こちらを先に読んでしまいました。
でも、ストーリー的には問題なし。

自分の思考が相手に聞こえるパターンは、
ないことはありませんが、珍しい?
普段はコントロール出来るのに、
麟太郎だけにはノーコンというのも面白い。
その麟太郎が、ただ思考だけが聞こえてくる相手に興味を持って、
惹かれて行くというのは充分分かります。

しかし、思考を飛ばしていた伝護の方が、
麟太郎に恋愛的な意味で惹かれて行く過程がよくわらない!
二人の間に、関係が恋愛へと発展する明白なエピソードがもう二、三欲しかった!
伝護が、どうなるか分かっていて素直に麟太郎の部屋について行く動機が薄い!
伝護、そんなに麟太郎のこと好きだった?と、つい突っ込みたくなり!

面白い題材で、作者のセンスも悪くないのに、
主人公の伝護の気持ちについて行けないのは辛い。
要するにちょっと無理矢理えちシーンに持って行きすぎなのかと。

もう少し長い連載だとよかったのかな。
途中までとても面白かったので残念!
でも、山野さんのセンスは嫌いじゃないので、
評価は「萌×1」!

0

唐突感

受けの心の声だけが聞こえてしまう攻めとのお話でした。
受けはそもそも超能力を持っていて相手にテレパスを送れるのですが、それが何故か攻めだけには常時聞こえているというのが不思議で、唐突感がありました。
更に声の主が分かって、攻めがいきなり恋愛モードに。
声が聞こえる=好きになるっていうのが結び付かないので、お話にハマれませんでした。
また、自分の心の声が攻めに丸聞こえなのに受けは羞恥心も特になく、なんだか淡々としていました。
受けの能力もテレパスというより人を動かせていたので、使い方によってはカナリ危険なハズ。。
表紙の絵柄は◎で、ヤンキーっぽい攻めも嫌いじゃないのですが、ちょっとお話に無理があったように思います。

2

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