恋物語というよりも、一人の高校生の迷える青春物語!
前作のお兄ちゃんのターン。
お兄ちゃんの高校生の頃のお話なので、
時系列的にはこちらが先ですが、
『……やじるしの先』を読んでからの方がしっくりくるかも。
色々なるほどね、となります。
本当にね、北斗くん迷走してる。
お陰で振り回される被害者約二名。
素直じゃない煌騎くんも悪いんですけどね……
主軸が北斗くんに絞られている分、
メインの恋愛話がぶれぶれで落ち着かないので、
読んでいて辛いばかり……
それでも最後の笑顔に救われます。
こちらも評価は難しいけれど、
読後感は良かったので「萌×1」で!