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boku ga aruku kimi no kiseki
主人公に身体障がいがある作品が好きなので購入してみました。ミステリー要素もあり面白くて8巻一気読みしてしまいました。
車椅子の漫画「星空を見上げたそのあとで」も持っていますが そちらはヘルパーもいらず一人暮らししていましたし、転倒とかの事件もなく物足りない感じがありました。
個人的におもらしがある作品が好きな癖があるので この作品は序盤におもらしシーンがあって嬉しかったです。
石に車輪が引っかかり転倒してしまうシーンがあったりと、蓮が可哀想だけどこういうのが見たかったというのを描いて下さっています。
槙は子どもの時から蓮に片想いしていて、蓮の方は行方不明の先生の事が忘れられずにいて槙の事は友達と思っている感じがありますが、移乗で抱えられたり添い寝した時に頬を赤らめて「この気持ちは知られてはいけない」と考えていたりするので 槙を好きなようにも思います。
8巻まで読むとこのキャラも事件に関係あるのか、このキャラはあのキャラと接点があったのかと だいぶ相関図が見えてきましたね。続きが楽しみです。
心が塞がれてしまった、ひねくれてしまった主人公が自分と対等に向き合ってくれる人間出会い、人を愛することを知っていくお話です。ですがこれは表向きで、裏面は、誘拐事件と主人公の身におきた事件の真相をさぐるサスペンスです。
過去の事件や車椅子利用者であることから、自分をかわいそうな人としてしか見てもらえないことに過剰に反応してしまう木崎と、そんな木崎に利用者ではなく一人の人間として対等に向き合っていこうとする新人ヘルパーの槙。
木崎が歩けなくなったきっかけである事件や槙が木崎とひたむきに向き合う真の理由とはなんなのか。
そのなかで紡がれていく、木崎の槙に対するこの思いは友愛なのか恋心なのか…。
ネタバレですが、気持ちから逃げて強がり、一人になってから心の中で泣いてしまうわがままな木崎に、普段なにをしても受け入れてくれる優しい槙がはじめて怒るシーンが胸熱です。
自分がどうしたいのか自分でもわからず溺れている木崎に少しづつ呼吸の仕方をおしえてあげる槙。木崎はそんな槙にだけ少し素直になることができるんです。
木崎はかなりめんどくさい人間ですが話が進むと守ってあげたいとも思ってしまうキャラクターです。木崎のきつい性格は槙によってどんどんよい方向に変化していきます。
槙は神です。どうやったらあんな子に育つんでしょうか。木崎ばかりに目がいきがちですが、槙も槙で考えや葛藤があります。
また、登場人物ごとにきちんと繊細な感情の揺れ動きが細かく描かれており、人間味があって最高です。
ストーリーがきちんと書き込まれているので引き込まれます。
2人の友愛?恋愛?と事件の真相のサスペンスが5:5くらいです。
話は進んでいくごとに最初には検討がつかない方向でずっとずっと辛くなっていきます。
登場人物それぞれに全うな理由があって誰が正義で正解とかはないんです。
タイトルの意味がわかったとき、私の解釈では辛く、美しくて残酷なものだなと思いました。
そのなかで2人の関係が最後はどうなるのか、見所ですね。
ただ、1つだけ注意点として、序盤で木崎がヘルパーさんに理不尽にあたりちらす様子が描かれてます。木崎のいいたいこともわからんではないのですが、9割は八つ当たりです。ヘルパーを見下して高圧的な態度をとることでしか自分を保てない人間なんですよね。私は身内にヘルパーをやっている者がいるのですが、にたような状況にあったことがあるので、そのシーンを思い出すとモヤっとしてしまいます。ご自身や身内がヘルパーさんや介護職についているかたは序盤が少し、しんどいかもしれないです。
ですが、14話くらいまで読むと、もうストーリーの虜になっています。そこまでは木崎が人によって本当に好き嫌いが別れるキャラなのできつい人が多いと思います。私は木崎の言動に憤慨しながら読んでいました笑
BL漫画とカテゴライズするのが正解なのかと思うくらい作り込まれた話です。心に余裕がある方は是非読んでみてください!
どういうジャンルに分けていいのか良くわからない話でした。
一見障害物に見えてミステリーです。
虐待家庭に育った受けの親を学校の先生が殺したあと、何故か一緒に逃避行。
警察が来て解放された直後に事故に遭います。
脚が動かないのは事故の後遺症で脊椎が、とかじゃなく心理的な影響らしい。
周囲が下手に甘やかさずリハビリさせまくれば治りそうなもんですが、難しいのでしょうか。
ちなみに初期の受けは髪も長くメンタルも荒れててかなり面倒臭いです、わざわざ相手した攻めに拍手。
登場人物が美男ばかりのBL要素を盛り込んだサスペンス。
最新の31巻を読んだ時点のレビューです。
著者は、カタカナと漢字でペンネームを使い分けてます。キフウタツミ と、木風巽。カタカナ名の作品だから、BL作品なのだと思う。
色々な「愛の現し方」があるんだな、と感じた物語。
タイトルは「僕が歩く君の軌跡」
自分の感情を抑えきれない木崎蓮こと作家の小説家・鳴瀬一生が「きみ」
嫌われ者の木崎の担当ヘルパーになった槙凛太郎が「僕」
木崎の過去と秘密。
両親を殺害された現場に、三原先生が居て、先生を追いかけて飛び出して事故に遭う。
事件と事故以来、車椅子生活を送る木崎蓮。心因性の歩行障害と記憶喪失。
警察が容疑者として追う「三原」を木崎は庇っている。
木崎は忘れているけれど、実は槙凛太郎は、幼い頃に病院で蓮に会っている。
木崎を轢いた車に乗っていたのが、槙兄弟の両親。
昔の木崎を覚えている凛太郎が、木崎のヘルパー担当になり、木崎の気持ちが変わっていく。
槙君は、執筆の資料集めに木崎の車椅子の介助者として付き添う=「君の軌跡」を辿る。
そして、木崎は失った記憶の断片を部分部分思い出していく。
木崎と凛太郎の関係は、微妙。
木崎が体験した事件と同じ事件がまた起きて、その事件の容疑者に「三原先生」がなっている。
虐待から木崎を救った「三原」という教師は、事件後に失踪。
31巻目で、「三原」姓の教師から、講演依頼が来る。
・生徒を虐待から救うための殺人だったのか?謎。
展開が凄く気になるので最後まで読みたい、サスペンスなので、完結後のコミック版で一気よみ。
電子マンガで話数分見たのですけど、めっちゃ良かったです。
続きがめっちゃ気になります。
事故で車椅子に乗っている鳴瀬くんとは最初はヘルパーさんに体当たりしていたけど、槙くんと出会って徐々に性格が変わっていくのがとても良かったです。
絵の背景とかタッチがとても新鮮で見やすく、朝昼夜とか感情とか色々見やすいです。
私自身久しぶりに良い作品と出会いました。
作者さんの情報がめっちゃ少なくってびっくりしました。
これは続き買うべきでしょう!!
即買いしそう!!