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sonna ni ore to itai noka
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
前半は『そんなに俺が好きなのか』のお兄ちゃんたちCP。
後半にちょっと『おとなりさんには内緒』の弟たちCP。
前作を読んでいないと萌えに支障が出るかと思います。
前半のお兄ちゃんたちの方は、「一緒に住む」「住まない」問題が再浮上。
一緒に住みたい晴翔と、今はまだ…という類ですが、類と俊平の兄弟げんかが発端で強制同居へ突入します。
類がまたぐるぐると考え込んでます。
結局この子は外面大魔神の内弁慶なんでしょうね。
晴翔はどんな類も「可愛い♡」と思ってくれるのに、余計な気遣いをして空回る…。
そんなところもまた愛おしいんだろうなあ。
晴翔の方もぐるぐるしてます。
何とびっくり元嫁が子連れでやって来るというイベントが発生して、子供のことが引っかかっていた晴翔は余計不安に。
さらに類の知らない顔(外面仕様)を目の当たりにして、しょぼくれるという可愛い面を見せてくれます。
この2人のことを過去の回想からじっくり紐解いていく回もあるので、必見です。
他の人には気付かれにくいお互いの良いところを、自分だけが知っていればいいという長年の付き合いだからこそ知り尽くしている感と、ちょっとした独占欲が良いです。
弟たちの方は、ちょっとした衝撃がありまして。
前作でほわほわ可愛かった柚希ですが、悲報です。
体が…、結構ごつい。
高校時代は「腰が細くて壊しそう」なんて俊平に言われた柚希。
わたしたちの天然可愛い柚希。
胸筋ちょいがっちり、上半身に縦線入ってました。
わたしのショックは置いておいて、こちらの2人も新たな壁に直面。
長距離通学(片道2時間)をする柚希を気遣って、ますますオカン磨きがかかる俊平ですが、自分だって調理の専門学校に通っているわけで。
その状態で、柚木の世話をすべて完璧にこなして、柚希のために料理の腕を上げて、遅く帰って来る柚希待って、朝は先に起きて朝食とお弁当の準備。
どこかで手を抜かないと倒れるよ!と思いますよね。
一緒に暮らすとか、一緒に生きていくというのは、片方が全部を背負うんじゃなくて、2人で支え合っていくんだよという、素敵な話でした。
兄弟同士だけど全員が全く違う性格なので、それぞれに萌えポイントがあって楽しい。
そんなシリーズをお探しの方は、こちらの3冊、いかがでしょうか?
『そんなに俺が好きなのか』の続編。
紙本は『そんなに俺といたいのか』、電子書籍は『そんなに俺が好きなのか 2巻』と、タイトルが違うので注意してください。
前作はエリートリーマンのメスイキ絵がほんとうに素晴らしかったんです!
でも電子書籍の修正は、でっかい丸で絵を容赦なくつぶしまくっていて、私のBL読書史上ぶっちぎりのワーストぶりでした。
2016年発行の花音コミックスの電子修正は他もひどいので、悪評が高まりすぎたのか、2017年は紙本と同様になったので、続編は電子でもノーストレスで読めるかなって期待したのですが…
まず修正でいうと、全景は白抜き、部分はそのまま。白抜き型取り率が高く、円形はあっても小さ目で、他の絵への影響が少ないところは評価します。
そして内容ですが、
●「そんなに俺といたいのか」
ずっと類を想ってきた寡黙な晴翔と、晴翔に女扱いされてアイデンティティーがゆらいで立派な男になろうと頑張ってきた類との、10年におよぶこじらせ愛。それが実った続きです。
兄同士の関係が、弟たち(こっちもカップル)にバレたり、類の元嫁に嫉妬してる晴翔を類が気づかったりと、新しいエピソードでストーリーは進みますが、前作でも恋人になってからのことは描かれていたし、元嫁への嫉妬もあったし、ストーリーに既読感がありました。
周りには欠点と思われている類の行動が、晴翔にとっては救いだったり、類の優しさが隠れていることに晴翔だけが気付いていたり、お互いを知り尽くしてるからこそ、これからは一緒にいられるんだろうなって思えたのは良かったです。
●「おとなりさんと毎日一緒」
弟カップルの話。
コミックス『おとなりさんには内緒』では高校生でしたが、俊平は調理師専門学校生に、柚希は美大生となって、俊平(類の弟)と晴翔(柚希の兄)が家を交換して、兄’sカップルと弟’sカップルは同棲を始めます。
ワンコ攻めの一生懸命さを、寡黙なクーデレ受けがちゃんと知っていて、こっちもお互いを知っているからこその良いカップルだなって感じです。
●「おとなになって知ったこと」
兄’sカップルの描きおろし。酔った類が晴翔のを咥えちゃってます!
酔って意地っ張りが抜け落ちてる類はエロいことに素直ですごくエロかわいいです♪
私は前作が大好きだから、晴翔と類の追加エピソードが読めたことはそれなりに嬉しいけど、この続きはなくても良かったんじゃないかなって気もチラッとあります。
(花音は、タイトル微妙変更で読む順番に迷うシリーズ物全般にマンネリ感が漂っているような…)
それとメスイキ絵の素晴らしさは前作のほうが良かったので、あらためて花音編集部の最悪修正時に前作の発売が当たってしまったことが悔しくてしかたなく…
花音編集部への恨みつらみを深めた続編でした。
晴翔と類の同級生、仲良し4人組の義孝と理のそれぞれのスピンオフかと思いきや、またまた晴翔と類のお話です。前作で終わったと思っていた、ダメンズ好きの類の元嫁がまさかの闖入者‼︎
晴翔と類の暮らしにちょっとだけ波風立てます。
もー、類は何でこんな女と暮らしていたのか⁈ と呆れもしますが。穏やかで優しい晴翔が好きになった類の(エロ可愛いとこ以外の)いいところが見られてキュンとします♡
類はそもそも甘めのルックスのイケメンで、仕事も出来て、女子に「優良物件」呼ばわり(失礼な言い方ですね〜。)される位イイオトコなんです。義孝と理の評価は低かったけど。
一番好きなエピソードは、実は料理が出来て手際も良いのに、弟の俊平が柚希にいいとこ見せたくて作ってるから「俺は手を出さないでいたんだ。」と、さらりと晴翔に言うところ。こういう類のさり気なさ過ぎる優しさは他にもあって。類、本当にイイオトコなんだなぁ〜ってほんわりします。同時にそれを周りに解って貰えない、実は不器用な人。それはおそらく晴翔しか気づいていない。晴翔は独占欲強めの執着攻めなので、類のいいところは自分だけ知っていればいいと思ってたりします。
どこか欠けたところもある、不器用さん同士だから。二人で支え合って、仲良くやっていくことでしょう。後半は二人の弟たちカップルのその後。こちらは学生同士らしく、頑張り過ぎちゃう俊平のお話。柚希がおっとりと構えてますけど、ちゃんと想いを言葉にするのが可愛いです。安定の甘々です。
今読み直したら、「あとがき」に義孝と理のエピソードがこれから始まるっぽい。この仲良し4人組のそれからが楽しみです!