ボタンを押すと即立ち読みできます!
onee no ouse no mama ni
表題作でまるまる1冊。あったかいラヴストーリーでした。
恋をしては破れてヤケ酒のオネエ、秀美。美容院経営してます。一方、年下で同居人の聖。小さい頃からお隣さんで、優しい年上の秀美に懐き、可愛がってもらったのですが、成人しても(リーマン)秀美にはいつまでも可愛い弟としてしか見られていません。
けれど、実は、振られた秀美のヤケ酒に付き合ったり、栄養がつくご飯を用意したりと、現在世話をやいているのは聖の方。
いつしか聖の想いが溢れ、秀美も改めて一人の男性として聖を見る。そんなストーリーでした。
最初は二人の関係を気づかせないような日常の展開で、聖が元ヤンだけど今はモテモテのリーマンだったり、秀美のお仕事風景など、背景がしっかり描かれていて、この二人がくっつくのかな、と分からなかったほど。
最近の緑山さんのシガリロ作品はいいですね。