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家族の絆が揺らぐ!? 南欧からの刺客に極道の嫁の受難は終わらない!
gokudousan wa aisareru papa de aisaika
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
極道さんシリーズ、第四弾です。
決して面白く無いワケではありませんが、毎回似たようなパターンで目新しさは感じられません。安定しすぎて、もはやホームに居るような安心感を感じるこのシリーズ。
とは言え、本当に王道のほのぼのアットホームラブコメディなので、読んでイヤな気分になる方はあまりおられないんじゃないかと思ったりしますが。
内容です。
賑やかで愛に満ちた毎日を過ごす佐知達一家。そんなある日、シチリアンマフィアのボス・ジーノの襲撃を受けます。実はジーノは亡くなった史の母・アリアの兄で、史を迎えに来たと告げ-・・・というものです。
このシリーズですが、良くも悪くも平和なんですね。イヤな奴が出て来ない。今回もマフィアのボス・ジーノに佐知と史が攫われたりしますが、割とアッサリ解決。安心して読めるのですが、ちょっとドキドキ感が薄すぎる気がする。いや、ここは山場なんだから、もっと引っ張って劇的な展開にしてよ!!佐知、貞操の危機みたいな!!と、思わず言いたくなります。
あと、佐知が相変わらずモテモテです。しかし、身内のみならず、商店街の皆さんまで普通に受け入れて奥さん扱いしてるのにも違和感を感じる。どんだけ平和で物分かりのいいご近所さんだ・・・。
と、微妙な部分はありつつも、相変わらず史は愛らしく、佐知と賢吾は何だかんだ言いつつラブラブでエッチも濃厚。エッチの時に恥ずかしがるのはマナー違反と、例のごとく騙くらかされたままの佐知が、懸命に自分の乳首を弄ったりしてるのが萌えまくります。
あと、サブキャラも魅力的。とても萌えツボが押さえられた作品なんですね。
今回の当て馬、ジーノもなかなか素敵ですし。
しかし一作目に比べると、やはり新鮮さは薄れ思わず転がっちゃうような萌えは感じられません。シリーズファンなのでちゃんと面白いし萌えるのですが、まだまだ続くようなら、もうちょっと目新しさが欲しいなぁと言うのも正直な気持ちです。