この恋しさの在り処

konokoishisa no arika

この恋しさの在り処
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
11
評価数
3
平均
3.7 / 5
神率
33.3%
著者
白憂 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784775504451

あらすじ

こどもの頃は、寂しくても苦しくてもそれは声にならなかった。
君に出会ってから、寂しいと叫んで泣くことを覚えた。

いまは寂しいときは、きみを楽しませて幸福にすることを考える。
そうすると寂しくなくなるんだ。

自分という存在の価値を見つけられず苦しむ二世俳優・匡と、駆け出しの役者・由紀のモノクロームストーリー。白憂の初作品集。(裏表紙より)

表題作この恋しさの在り処

役者,22才
役者,23才

同時収録作品ビューティフルワールド

逍遥が街中で出会った男
役者

同時収録作品フェイキー

BMXライダー
サラリーマン

その他の収録作品

  • シネマスコープ
  • 眼鏡と天使の関係
  • コネコの俺
  • 子役時代
  • あとがき

レビュー投稿数2

少し中途半端な感じ

初読み作家さんです。
この本が発行されたのが2004年ということで、随分前なんですが、少女漫画っぽい絵柄やモノローグで進行するストーリー展開に、ちょっと懐かしさを感じました。
全部で7編の短編が収録されていますが、そのうちの6作品は表題作カップルと彼らの友人の俳優が主人公のリンク作、そして表題作とは全く関係ない作品が1作収録されています。
表題作シリーズは、主人公達が俳優なので、業界的には華やかなのですが、主人公達の生い立ちに結構暗いものがあるようで、作品の雰囲気としては決して明るくないです。
アメリカっぽいノリや、ギャグ的なコマもあって楽しいシーンもあるのですが…。
気になったのは、主人公達の生い立ちや背景の描写がちょっと中途半端かな?と思ったこと。
表題作の主人公の匡や、リンク作の主人公、逍遥とさとると呼ばれる親友の関係がはっきり描かれてなかったのが残念でした。
この本に収録されている作品以外にも、このシリーズのお話が描かれていなかったのかな?と思うくらいでした。
ラストの短編は表題作シリーズより明るめで、ほのぼのした作品でした。

0

業界モノ

また懐かしい本を引っ張り出してきてます。

3分の1ぐらい表紙のCP
◾︎武田匡(たけだこう,表紙左,二世俳優)×芳賀由紀(俳優)
ヘタレ犬系攻め…あとがきでカマっぽい攻めって書かれてて笑う。なんとなく分かるのがまた。
ひと時代前の、テンポと絵柄のキラキラ感がクセになります。コメディのノリとか、全体的にポエムなところとか、病んでる様をトーン散りばめながらキラキラ描くのが時代だな。羽根も飛ばす飛ばす。
タイトルにもなってる「この恋しさの在り処」が好きでした。片方が寄っかかってる関係じゃなかったのね。この2人、確かにお互いでないとバランスよくやってくのは難しい感じある。匡は溺愛してるし、溺愛されてるからこそ由紀はこの振る舞いなのだろうし。

◾︎ビューティフルワールド
◾︎北崎×逍遥(役者)
スピンオフなので匡と由紀も出てきます。
この流れで逍遥が一方的に"ヨゴレじゃん"と思える感覚こそ清らかなのではなかろうか。外野から見て圧倒的に北崎は汚れた大人で、逍遥が汚すまでもないように感じる。オチでより一層そう感じたから皆さんの感想が知りたいけど、なかなか2004年の作品にレビューがつくこともなかろう。

萌〜萌2

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