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dame hakase to sobakasukun
甘さに定評のある間之先生ですが、今回もめちゃくちゃ甘かったです。ただし、今回はカラッとした明るい甘さ。いつもが洋菓子系の濃厚な甘さなら、今回はフルーツのような爽やかで太陽の匂いがしそうな感じでしょうか。なんと言うか、元気の出るビタミンBL?
駄目だ。上手い事言おうと思ったのに、全然上手くいかず・・・(;^_^A
とにかく、すごくすごく良かったです。個人的に、間之作品の中で1、2位を争う程好みでした。なんと言っても、ストーリーもいいし、甘さとエロ、そして切なさのバランスもいい、更にキャラクターがとってもいいと、もうパーフェクトな作品。特にキャラクターなのですが、単品でも大変よろしいのですが、この二人がセットでいい・・・!!なんと言うか、二人のやりとりがめちゃくちゃ萌えるんですよー!!バラ売り不可です。
内容です。
自分を庇って利き手を怪我してしまった准教授・千堂のため、住み込みで世話をする事になった大学生・実里。生活能力皆無で、研究以外は何もかも無頓着な千堂の世話を焼くうちに、彼の実は素直な所や、妙に可愛げのある所に惹かれてしまい-・・・というものです。
こちらの作品、「おとなりの野獣さん」のスピンオフで、『atelier麦』の店長の孫・実里が主役になります。店長は結構出演しますし、「おとなり~」カップルもちょっとだけ出てきます。結構美味しい感じで。
この実里ですが、サバサバしてとにかく前向き。なんと言うか、一本筋が通った子なんですよね。そして千堂ですが、研究バカ。ベクトルが全て研究に向かっていて、人の感情の機微とか、自分自身の事まで、全て無頓着と言うか無関心です。
この二人の同居生活がですねー、とにかく萌えるのですよ。
実里が利き手を怪我して不便な千堂の世話を焼くワケですが、なんと言うかビシバシ叱り付けるのですね。何かしてもらったらお礼を言うと言う、人間として基本的な事すら出来ない千堂なのですが、その都度ダメ出しして教え込んでいく。このやりとりがボケとツッコミて感じで、大変笑えます。
また、最初は傍若無人だと思っていた千堂が、素直に言う事に従ってるのが可愛いんですよね。大型犬よろしく実里の後を付いて回り、「私はそばかすくんの隣が好きなようだ」と、直球で告げる。彼の思考はスケールがデカすぎて理解不能な部分が多いのですが、世渡りとは無縁な分、何もかもストレートで正直なんです。こんなのに懐かれたら、実里も絆されるよな~。
と、基本は笑えてその上甘々。朴念仁な千堂のせいですれ違いはありますが、それも行動力がある実里なので、うじうじとしたしめっぽい感じとは無縁です。私は読んでいて、爽快感すら覚えました。
あとエロですが、この時までいかにも二人らしいやりとりに笑えます。「体位についてだが、正常位でいいだろうか」みたいな。
個人的に、二人が初めて触れ合う事になる、お風呂のシーンが死ぬほど萌えました。濡れたタンクトップがいい仕事をしてくれるのです!(//∇//)
最後に千堂視点の短編が収録されていて、そこで彼の摩訶不思議な思考がちょっとだけ理解できます。多分。
興奮してレビュー長くなりすぎました。長々と、失礼しました。
間之あまの先生!ということで、作者買い。
甘々を期待して購入。
デロ甘が読みたくなった年始に読み。
期待通り、いや期待以上の甘々加減にほっこり幸せな年明けBLでした。
『おとなりの野獣さん』も好きで、そのお話とのリンクだとあとがきから読んで知り。
久しぶりに『おとなりの野獣さん』が読みたくなり、そちらから読みましたが
この作品含め出てくる人みんなが好きってそうそうあるものでもないと思うので
そんな作品を毎回作ってくださる間之先生さすが!と、改めて思いました。
そばかすくん基、受けさんの実里が素晴らしく出来た受けさんで。
いい子なんだけど、いい子でしょ~!的なアピールがあるわけでもなく
口調は割りと男勝りで毒舌ではっきりしてる…なのに!という、ギャップに好感大★
ダメ博士の千堂先生の、もはや人間なのか…?と疑いたくなる性格でありながら
段々とそばかすくんに惹かれてるであろう場面が出てくる度に
あの博士が…!と、じわじわ魅了され。
こんな主人公2人がメインのお話が面白くないわけもなく、本当にあっという間に
読んでしまいました(´;ω;`)
まだまだこの2人を見ていたい、ダメ博士の成長っぷりと
その博士を躾ながらも甘やかすそばかすくんの日常をもっと読みたい!
と、恋しくなる2人を是非堪能してください(*´ω`*)
甘々でほのぼのしたものが読みたいときに
いつもお世話になっている間之先生。
花小蒔先生とのタッグで
ルチル文庫さんから出しているご本は、
人物やお店、場所等が既刊とリンクしているのも
ファンとしてはとてもうれしいです。
前作「おとなりの野獣さん」で
受け・朋が働くパン屋さんの
バイトであり店長の孫でもある米原くんが
今作の受けなので、発売を楽しみにしていました。
前作の激甘ぶりと比べると、
今作は糖度低めで軽い口当たりという風に
間之先生がおっしゃっていたので
少し寂しいな...と思っていましたが、
読んでみるとちゃーんと甘々で大満足です(*´ω`*)
博士の台詞がとっても甘いんです!
しかもロマンティックなことを言おうとしている
わけではなくて、素で甘々。
本人はいたって真面目。
恥ずかしがる米原くんに、
「ポエムはやめて!」と言われても
「詩作はしていない」と答える有り様です(笑)
読者はもちろん、米原くんも、
米原くんのおじいちゃんでパン屋「麦」の店長も、
「どうみても博士は米原くんのこと好きだよね」と
思うのですが、
博士は恋愛感情を理解しておらず、
自分の気持ちに気付かないので、
途中、拗れます。
この辺りは読んでいてすごく辛くて
胸が痛かったです(´;ω;`)
でも、「好き」を理解し自覚してからの博士は
やっぱりとっても甘くて胸がいっぱいになりました。
一度抱き締めてしまったら、
好きすぎて体が離れられなくなっちゃう博士が
最高です。
間之先生の作品は飯テロの一面もありますが、
今作もおいしそうなパンやスープ、
フランス式のフレンチ・トースト等々登場し
とってもおなかがすきます。
「おとなりの野獣さん」のスピンオフで、パン屋さんのバイト君のお話ですが、こちらの一冊だけでも充分楽しめます。
攻めの利き手を負傷させてしまったお詫びに、受けは住み込みで補助をすることに……というのが二人のきっかけ。
まったく人に興味がなく、自分の研究のことにしか頭にない天才天文物理学者の攻め。
こんなタイプがどう恋におちて変わっていくのか興味津々で読み始めましたが、まぁなっちゃない事、このうえない。
天才と変人は紙一重といいますが、紙一重どころではない……と思わずにはいられない変人ぶり。
人として全くなっちゃない博士(攻め)に対して遠慮なくダメ出しをし、時には叱る受けのキャラがいいんです。
サバサバしてて、前向きで読んでて気持ちがいい。
しかし博士は絶望的に人の機微に疎く、こういう事を言ったら相手はどう思うかといった計算や配慮が一切できない人なので、それが原因で恋人同士になった受けの事を悲しませてしまいます。
そしてわざと距離を置いた受けの本当の気持ちがわからない攻めの行動ときたら、何とも不器用で読んでて歯がゆくなるのだけど、基本的に真面目でとても素直な人なので突き放す気にはとてもなれません。
そして一切の計算ができない人がいう無自覚の甘いセリフってとてつもない破壊力があります。
久々に会えた受けをムギュー&臆面もなく情熱的な言葉を言っちゃう攻め。
「注目されちゃうから放して下さい!」と言われても「無理なようだ。何か吸引力のようなものでももってるんじゃないか?」とか大真面目に言っちゃう博士に超絶萌えちゃいます。
計算なんか全くせず心の内を素直に吐露してるだけなんだけど、それが凄まじく情熱的で甘いもんだから、もうたまらないです。
「好き」というはっきりした言葉が欲しくて距離を置いた受けだけど、「好き」なんて言葉よりもよっぽど破壊力のある甘くて情熱的な言葉の数々の連続。
だけど、本人は情熱的なセリフを言ってるつもりは全くない。
そして「これが愛おしいという気持ちなんだな」とついに悟るところなんか、もうノックダウンされそうになります。
人の見分けができないくらい人に興味がない宇宙バカ、天文オタクの攻めがそばかすだらけの受けの顔に星空を見出し、やがて笑った顔にサザンクロスを見出し、その美しさを大真面目に詩的に褒め称えるところも好き。
そして、いつしか顔に広がる星座ではなく受けの表情、顔そのものに見入るようになる博士の姿にも萌えました。
一番最後の「私の星空くん」
もうこのタイトルだけで、萌えられる。
こういう超溺愛のベタなのが大好きなのでたまりません。
博士視点のお話なんだけど、もう愛しさが爆発してて読んでると多幸感でいっぱいになります。
萌萌にしようか神にしようか迷ったのですが、最後の「私の星空くん」でトドメを刺されたので神で!
とっても面白かったです。
イケメン天才肌、しかしかなりの変人の准教授:千堂さん×パン屋でアルバイトをしているしっかりものの大学生:実里くんのお話です。
シリーズ物のようですが、2人のビジュアルが好みでこの作品から読みましたが全然問題なかったです。
甘々で読んだあと良かったなぁ…とホッとした気持ちになりました。
自分を庇って利き手を怪我してしまった千堂さんのために住み込みでお世話をすることになった実里くん。
千堂さんはかなり変わった人で研究のこと以外は何もかも無沈着で、放っておいたら死んでしまうのでは?みたいな人です。
そんな千堂さんに対して臆することなく、どこかだめでこうしたほうがいいよをしっかりアドバイスして千堂さんを支えてくれる実里くんがとても良い子で好きです。
実里くんと関わっていくうちに千堂さんもちょっとずつ変わっていき恋人になる前なのに、実里くんに常にひっついて回ったり、お風呂の中で抜き合う2人に大変萌えました。
実里くんの告白から2人は付き合うことになるんだけど、千堂さんは恋愛感情に疎くて好きって感情が理解できません。
そして実里くんのことを深く傷つけてしまい、実里くんは千堂さんと距離を置いてしまいます。
どうみても実里くんのことが大好きなのに、どうしていいかわからない千堂さん。
そんな千堂さんを見かねて好きの感情を理解できるようになるまで待つではなく、自分から教えてあげようと覚悟を決める実里くんがかっこいいです。
千堂さんに会いに来た実里くんに対して、
好きより情熱な言葉の数々とっても良かったです。
言葉のチョイスが素敵すぎる〜!
さらに好きを自覚してからの千堂さんが甘々でね、たまらなかったです。
実里くんと出会い一緒に過ごしていくうちに、人の顔も全く覚えられず何もかも無頓着だった千堂さんの人間味が増してきっと溺愛スパダリになりそうな感じがとても素敵でした!
ラストは千堂さん視点のお話で、これももう溺愛っぷりが伝わりとってもよかったです。
素敵なお話をありがとうございました!!
疲れた時に甘いものが摂取したくなったら定期的に読み返したくなる素敵なお話です。
ぜひ読んでみてください。
表紙で「これは わんこだ」と思いましたが案の定わんこでした。
受けさんは、野獣さんに登場してお爺ちゃんと漫才してましたが
今回は攻め受けの掛け合いで、とても面白かったです。
今まで読んだ間之先生のお話の中で一番笑いました。
なんだけど、途中で読み疲れてしまって、後半はやや失速。
前半神+後半萌 で萌2という印象です。
本編300Pほど+攻め視点のショート11Pほど
(ショートに花小蒔先生の挿絵1Pあり!)でした。
地雷は思い付きません。
ちょっと頭の回転速度が速すぎて、どこかにぶっ飛んでいる
ヒト型大型わんこがお好きな方や、超実利主義であっけらかんとした
ポジティブ大学生がお好きな方にはよいのでしょうか。
そう、当シリーズ?の今までの受けとはまったくタイプが異なっていて
新鮮でした。しゃべり口がリアル男子大学生みたいで、
「いやーありえないっすよ、博士」といった感じです。
攻め受け以外の登場人物は
受け爺ちゃん(パン屋)、野獣さんの攻め受け、攻めのゼミの学生、
攻めの友人(カナダ人)です。ユーゴーさんにまた会えて嬉しかった♡
*********以下はより内容に触れる感想
受けさんが本当にへこたれないです。悲壮感なく、通常運転でポジティブで
初めての色っぽいシーンになっても、えいやと割り切ってしまう(笑)し
自分から告白するし、へこむだろう と思う仕打ちをうけても、
計画的に打開しようと色々試行する。
ああ、偉いわー今どきの大学生って感じがするー
とめちゃくちゃ面白かったです。
かたやぶっとびヒト型わんこは、受けさんの指導により
だんだん人間化していきますが、受けさんを気に入っている理由に
なかなか気づかないです。そこが苛々しちゃったのかもしれない。
本当に頭いい人って、日本語のキャッチボールできない人が
いると思うんですがこの攻めは、そういう人です(笑)
無駄に格好いいだけに、惚れた方が負けだよなーと思うのですが
そこは受けさん、強かったです。頑張りました。
ちょっと長いかなーと思いましたが、少し違ったテイストの受けが
新鮮で楽しい1冊でした。
書名にも「ダメ博士」とあるように攻めの千堂が本当にダメ人間すぎる!そのダメ人間に対して、決して相手をバカにする訳でも無く諭すように育て上げていく実里は好印象です。はっきりとした物言いが、相手の為になる事なので不快になる事もないです。
千堂も最初は実里に対して「便利」など機械に対しての扱いのような言葉を発していたけど、一緒にいるうちに感謝の言葉を言うようになるし、実里に自分の手伝いのせいで徹夜をさせてしまったから負担にならないよう研究室の人に頼むなど、きちんと理解していき徐々に人並みになっていきます。言われればきちんと行動できるので、ただのダメ人間では無いです。
実里に対してかなり好意を持っているのだなというのも分かるのでほんわかしつつ、それなのに何故上手くそれを伝えられないのかというのもモヤモヤします。天才故の障害なのかもしれないです。
実里の傍にいるのか心地良いからと、後を付いて回るのは可愛かったです。前の方の言うように犬っぽいなと思います。
距離を置くという決断をした後の研究室の人に対しての発言もスッキリしました。これでほだされてはいけないぞ、と実里を少し応援してしまうくらいハッキリとした物言いでした。
自分から実里に会いに行くという行動を起こしただけでもすごく成長したと読みながら思ってしまうくらい、前の千堂が酷かったんだと思いました。
そばかすだけを気に入っていたという訳でないのは分かってはいたものの、きちんとそれを言葉にして伝えてくれたのもきちんと実里を好きだという事が分かった良かったです。
『おとなりの野獣さん』との繋がりが大きいので、少しの登場でも2人が今でも幸せにいるんだなと思うと嬉しい気持ちになります。間之先生は作品をリンクさせてちょこちょこと出演させてくれるので、その後の生活が見られるので嬉しいです。
千堂視点の短編の挿絵がとても素晴らしいです…さすが花小蒔先生、表紙でもやられましたが、挿絵も素晴らしいので是非紙の本での購入をオススメします。
相手に好意を持っているという事を自覚していないという点では、他作品である『片恋ロマンティック』と同じではありますが、違うテイストで攻めてくるので、同著者にも関わらず完全に違うものとして読めます。
今年最後の読む甘味もとても楽しかったです。アイスを乗せたフレンチトーストも美味しそうでした。
とことん甘い話が好きなので間之さんの作品はいつもチェックしてます。
今回も甘々で可愛いお話でした。
博士が無自覚溺愛攻めで、誰が見ても受けが大好きなのに好きという感情が分からなくてそこに到達するまでじれったくてモダモダします。
良い大人なのに好きって感情が分からないってちょっと無理な設定なんじゃ…って普通なら思いますが博士の変わり者っぷりでそれが違和感なく読めるので、実里くんと一緒になって突っ込みながら、時に萌えながら最後まで楽しめます。無自覚でいつも実里にくっついて離れないのも可愛い。
博士の、素でポロっと出るポエムがどれもプロポーズ並みに甘くてにやにやしました(*^^*)
受けの実里くんはすごくしっかり者で、掃除や料理の手際が良すぎて思わず感心してしまうほど(笑)参考にしたいくらい読んでいて気持ち良いです。
間之さんの作品の受けにしては珍しいタイプなんじゃないかなと思いました。
ただ、「~っス」口調が体育会系っぽくていまいち萌えきれず…(^^;
とはいえ甘々な可愛いお話がお好きな方はぜひ読んで欲しい作品です。
「お兄ちゃんのお嫁入り」シリーズの一つにはなるのですが、今作は今まで皆勤賞(?)だった八束三兄弟は出てきません。
「おとなりの野獣さん」CPがチラリと出るだけだからシリーズものだと身構えなくて大丈夫です^ ^
受けの「そばかす君」こと実里視点で、研究以外無頓着で人の感情にも無関心だった攻めのダメ博士が恋を自覚するまで、というのがざっくりとした内容。
とにかく博士が生活能力が無いのだけど、実里の言う事をちゃんと聞ける素直さがあるから可愛くて(笑)
博士を好きになり付き合う事になったが、博士の言葉に傷付いた実里が博士から離れます。
そして気付く、博士にとっての実里の重要性。
もうね…このあたりの博士の行動が愛おしくて仕方ないです。
実里は博士からの「好き」を待っているだけなのに、どうしたら実里に戻って貰えるか、何が足りないのか全く分かってないのが博士らしいんだけど、もどかしいったらありゃしない!
結局実里のアシストもあり自分の実里への想いが「恋」だと分かるのですが、自覚した後の博士に萌えまくりました(//∇//)
博士のダメっぷりは可愛いし実里の合理的な感じも嫌いではないです。
でも正直なところ、気持ちがすれ違うまでは萌えるまでないかな…?と思ってました。
それが、博士が実里に会いに「麦」に来た辺りからキュンキュンで!
最後に博士視点の短編もあるのですが、そちらでも萌えました…(*´Д`*)
恋を知った博士の破壊力たるや…な一冊です(笑)