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Cannaで座裏屋さん読めるの嬉しいな〜!
てか、この表紙!
え、Cannaってこんなシンプルで落ち着いた表紙デザインじゃなくない?!いつももっと遠慮なく文字置いてるよね??って書影見た瞬間思わず突っ込んじゃいましたが、でもこんなイラストを作家さんが出してこられたらこんな表紙にもしたくなるか。
いやーもう美しすぎるんですが(〃ω〃)
雑誌だけどこれは絶対捨てられません…!
レビューは座裏屋さんと、同じくCanna初登場で今号連載開始の鯛野ニッケさんについてしたいと思います。
・座裏屋蘭丸「シャングリラの鳥」(34p)
作家様のツイッターによると「デビュー当時他社様で読み切りとして描こうとしてボツになったプロットを連載用に設定変更し膨らませて作りました。」とのこと。
読み終わった感想は・・・
このお話が読み切りでプロット通っちゃわなくて良かった!
読み切りも巧い作家様だけど、何が始まるの?どうなるの?っていうわくわく感をそそるのがめちゃくちゃ巧い方だと思うので絶対連載がいい!座裏屋作品は待つ時間すら楽しいんです^^
以下、ネタバレします。
今回のお話は南国の娼館が舞台。
男娼だけを扱うその娼館の名は「シャングリラ」。完全会員制で身元のしっかりした人間だけを相手にしている。どんなに金を積んでもオーナーの目に適わぬ人間は客にはなれない。また、男娼達から苦情の出た客も二度と店の門をくぐることは許されない。客よりも男娼を最優先に運営される娼館。
そんな男娼達にとっての楽園「シャングリラ」には、さらに男娼に至れり尽くせりのある仕組みが存在する。それは“試情夫”と呼ばれる男達で、男娼達の心を日々手厚くケアするためだけに揃えられている。彼等の役割は客と客との間に男娼を蝶よ花よと言葉や身体でめいっぱい愛してやること。
ただし、試情夫と男娼の間には以下のルールが課されている。
「男娼をイかせないこと」「挿入行為はしないこと」そして、「絶対に恋に堕ちないこと」
あのねぇ、
“試情夫”って発想よ…!
なにこれ…!(〃ω〃)♡(〃ω〃)♡
しかもこの切な萌えるルール設定よ…!相変わらず鬼畜な作家様だこと!(褒めてます)
で、この“試情夫”をやらないかと誘われやってきたのが攻めの〔アポロ〕。見た目はイイ男風だが、金が必要で何やら訳ありのよう。
そしてお相手はもちろんこの娼館の男娼くん。名前は〔フィー〕。表紙の子。座裏屋さんお得意の可愛い褐色肌短髪青年です。
確実に切なさの約束されたこの2人でどんな切ないラブストーリーがこれから展開されていくのでしょうか?
タイトルが入る前の冒頭3ページに張ってある伏線が非常に気になりますね。
次話以降がとても楽しみです( ´艸`)
*ちょっと余談*
先日ちるちるさんがバンギャと腐女子の親和性についての記事をアップされていましたが、バンギャの私がバンギャ好きするBL作家さんを1人挙げるなら今は迷わず座裏屋さんですね!
絵柄、題材、世界観、ストーリー、わずかな厨二臭(←重要)、そしてキャラ達の口をサラリとついて出るリリカルな名セリフの数々、この方の作品にはバンギャ好きする要素がティム・バートン作品ばりに詰まっていると思います。
今作も間違いないなと思いました。
・鯛野ニッケ「毎日、ふたり日和」(31p)
ほわほわ可愛い絵柄で目の付け所がちょっと普通じゃないお話を描く作家様、という印象の鯛野ニッケさん。今回のお話もなかなかえらいもん描いてらっしゃいますよ!
これちょっと変なスイッチ押された…汗
なんかとてもイケナイもの読んじゃった気分なんですが、これはほのぼのなのか?ほのぼのの皮を被ったドエロなのか?
鯛野ニッケさん油断できません…!
以下、ネタバレします。
お話の舞台となる小さな町には、いたずら好きの「まものさん」がたくさん住んでいる。
(まものさんはまっくろくろすけみたいな小さくてかわいらしい黒いナニカです)
暗いところにひそんでいたり、賑やかなところに紛れてみたり、何気なくふと見るといつも当たり前にどこにでもいて、気まぐれないたずらをする不思議ないきもの。
主人公の〔まい〕はこの「まものさん」になぜかやたらと懐かれている。
ほわほわファンタジーかと思いますよね?
私もそう思って読みました。
まものさんのいたずら・・・エロッッッ………!
まものさんが具体的にどんないたずらをしたのかは分かんないんだけど、まいくん明らかにイケナイ方のいたずらをこたつの中でされちゃってます。
またねぇ、まいくんの見た目がものすんごいショタくさいんですよ。(実際はショタじゃないです)
鯛野ニッケさんほんと油断できません…!
ちなみにBL的なお相手はまものさんではもちろんなくて、同級生の幼馴染。
身長差・体格差のある2人です。
ここからどういう展開になるのか全く想像つかないんですが、とりあえず今回もやっぱりインパクト強なお話であることはしっかり強調しておきたいと思います。
ラインナップがここ2号でかなり変わりましたね。
ユニークな新人作家さんを他のレーベルにはないアグレッシブさで採用し続けてるところがこの雑誌はすごいなーと読むたび感心します。
ずっと迷ってるCannaの定期購読、いよいよ手を出すタイミングがやってきたかもしれない。