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ヴァンパイヤのK(キング)とJ(ジェイ)の二人に育てられた人間の少年A(エース)の物語後半。
Jは18でヴァンパイヤになったことから、本当の兄弟になりたいと切望するAに18歳になるまでと期限をつけ、4年の眠りについたKとJ。
18になり高校を卒業したAが帰宅して二人は目覚める。
Kにも遠慮することなくJを求めるAはJと見境なく血を分け与える情交を交わし、見かねたKに叱責される。
Jを愛するKの苦悩。
本当は人間になりたかった、その成長をAで見ていたかったのに、、、
JはKへの深い愛と同時に、欲望をむき出しにする若さのAへの愛へも、どちらも捨てがたく。
AはKへ神のような慕情の愛を抱きながら、欲情的な愛をJに求め。
この愛のバランスがとうとう壊れる時、それは命を賭けた証となって示されるのです。
激しいまでのそれぞれの愛の示し方。
ヴァンパイヤであることの苦悩は、300年以上生きているKが何よりも一番深かったのだと思う。
とても切ない、切ない決断に思わず涙を誘われた。
それぞれの愛の形が切ない。