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絵柄も、第一印象もまったく好みとは的外れだったんですが、これ読んだらハマる!!
決してだれも報われなくて、暴力的なシーンも少なくないんだけどその奥にあるものに思わずグッときてしまいました。
手に入れられていない本がほしくていましかたないんだょ(。´Д⊂)うぅ・・・。
お話は、他でているシリーズのスピンオフというか、ちょっと過去のお話を含めた短編集になっております。もともとシリーズも1巻飛ばして読んでいるのでどうのもいえないんですが、「そうか・・・」「そうなのか」と思わせてくれる場面多々。
■水の拘束
弟を愛するが故に、弟に自分無しではいられないようにとトラウマを呼び起こさせ調教を依頼するというお話。けつろん「ほれたほうが負け」というオチになっているのが面白い。高みの見物で怯える弟を眺め、自分しかすがるしかない窮地に追い込み、そして男として男に初めてだかれることを印象付ける。完璧な作戦に・・・・
最後に泣いてすがる兄が印象的。これから逆に調教されていくんだろうと思うと胸がウズウズ
■星の夜に触れて
SMな館のオーナーと、オーナーが大事にしている澄也という美しい青年。
その秘められた過去~のお話。
なぜ、オーナーが固執して澄也を大事にしているのかがここでようやくわかります。
まぁしかし・・・目隠し・拘束・音・視界行動を奪われ鞭打ちもろもろ・・・こんな仕打ちを受けてなおというのが、それだけの関係の深さを表しているのかな~とおもってもみたりなわけですが・・・・行為が苦手な方にはやっぱりお勧めできないやも。ですね
他短編2本。
基本的には、調教モノなので、プレイはハード。
シリーズな他の本にくらべれば弱めかなという印象もありますが。
他シリーズを読んでから読むことをお勧めします