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表題作『私を守って』は、西遊記のパロディww
昔読んだときは、ガッツリ悟空とやってたと思ってたんですが、まったく通じていませんでしたな。おっしょさんはやっぱり未通じゃなきゃいかんのか(´A`。)グスン
でもまぁ、あからさまにお師匠は悟空のことすきよね。
途中で、違う意味での勘違いですっきりしちゃったみたいだけど・・・・。
最後まで尻に敷かれてる悟空の姿が好きでした。
なんだかんだいっても最後には・・・そう、最後には。
あ、でも「義兄弟の契りを~」が気になる。他のとやっちゃってるのか悟空よ!!
■薔薇王
王子と、その剣の指導係。
主従の関係を超えてなかのよい二人。
その二人が城を離れて向かった先は・・・・!?
なかなかに練りこまれたお話wwその後が気になるところではありますが、たぶん予想通りなんだろうな。
■花くらべ
死んだ父の仇をとりたいとやってきたのは、男が花をうる陰間茶屋。
見目麗しい茶屋の主人にうまく乗せられ、遊女の真似事をさせられることになるのだが・・・?!
もちろん、この敵討ちの~とか、受もよかったんですが、この茶屋の主人が客を取っていたというのが気になって仕方ないww
これが男を咥えこんで・・・・ジュルリw
■蝉丸奇譚
目の見えない琵琶弾き。
彼を襲い、そして救ったのは・・・!?
好きな相手のためには、邪にも鬼にもなる。
人の血をすすってまでも生きながらえたい。
想う相手のために・・・その賢明さが胸を打ちます(つД`)・゜・
平安(?)な雰囲気もまたいい味だしてます。
様々な故事に題材をとった、主とそれを護る護衛のラブストーリー集です。
作家さんはさまざまなファンタジーを読んでおられるようで、そこからアイデアを広げて自分のストーリーを作られています。
最初は西遊記。仏に仕える身故に悩む三蔵法師と、破天荒だが無敵の孫悟空。カップルになる手前ぐらいで余韻のある終わり方。これは続編を出して欲しい~
他に、鬼と恐れられる異国の者と、都を追われた皇子との隠遁生活を描いた作品があります。こちらは、見つかって迫害されるも、お互いを思う強い気持ちのために鬼と化す、という結末。
また、アラブを舞台にした、異国の王子同士の禁断の恋や、遊郭での亭主と敵討ちに来たウブな武家の子との恋など、いずれも時代物、異国情緒あふれる作品でした。