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irootoko
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
鳥人さんは好きな作家さんなのですが、この作品はちるちるさんで攻め・受けをちらっと見て、ちょっと複雑そうなお話だったので、読むのを後まわしにしていた作品です。
でもやっぱり鳥人さん面白いですね。
受け様が複数の人と体の関係を持つというのは読む前から分かっていたのですが、切ないですね。
こういうお話で複数と関係を持つというのは切なさが増すので、むしろ好きな設定でした。
もっと早く読んでおけばよかったです(笑)。
時代は大正の頃ということなのですが、あくまでイメージで鳥人さんの独自の設定も出てくるので、細かいことは気にしない方が楽しめると思います。
和装と洋装、どちらもとても似合う色男がカッコ良かったです。
このシリーズも鳥人ヒロミさんも大好きなんだよね。
先にドラマCDから入ったんですが、いつまでたっても続きが出そうにないし、待ってても出なさそうなので、漫画のほうに手を出したという経緯があります。
とにかく着物姿が色っぽいです。
鳥人さんはもともと裸体のラインの描き方がめちゃくちゃ上手い漫画家さんですが、着物を着せてもそれは同じで、「中に肉体が入ってる」のがはっきり分かるのですよ。着せられてるんじゃなく、着てる感じがする。これはドラマCDでは分からない部分なので、漫画に手を出して大正解だと思いました。
お話ももちろん面白いです。
大正ロマン風の雰囲気かな。
呉服屋をいとなむ兄弟と、それをとりまくクセのある男たちのお話。
ラブというより人間ドラマを描いてて、それが面白いんですよ。いろんな人のそれぞれの思いが交錯してストーリーが進んでいく。
明治~大正頃のお話なので、着物姿の男達が満載w
作者さんが着物好きの為、その表現も粋で見せ方が上手い!
登場人物達も魅力的デス♪
浅草でデザイナーブランド的な着物ショップを経営する石川3兄弟(蘇芳=デザイナー・丁子=マネージャー・藍=旧制中学4年)
チンピラに絡まれた3兄弟の長兄・蘇芳を助けた、ロシアの血を引く赤鬼と呼ばれる軍人の五道少尉。
蘇芳が赤鬼に着せようとした着物を持って行ってしまった遊郭の用心棒・黒鬼こと岩吾。
訳ありげな蘇芳と、彼を守ろうとする丁子の姿にただならぬ兄弟愛を見、蘇芳の五道への片想いと、兄を守る為に岩吾に身体を差し出す丁子など見どころが満載です。
いまのところ兄弟愛が中心ですが、店を守ろうと必死な皆の姿に、それは蘇芳を皆が愛しているが故に彼を守ろうとしている姿に見えます。
後で色々見えてくる事情があればこそなんで、とても期待する幕開けの一巻になっていると思います。
蘇芳の顔が時々別人になってしまうのは愛嬌?
五道の褌姿が、蘇芳の緊縛姿が、とっても素敵なんですが、何と言っても皆が着物を着用するため、はだけた襟元や、裾がまくれあがったりして見える内腿とか、着物だからこそのエロティシズムを感じて、そこも注目なのです。
時代は大正。男物の柄モノ着物を売る店を開店させた兄弟。
兄・蘇芳(店長兼デザイナー)は、偉人の風貌をした赤鬼と呼ばれる男に一目ぼれするも・・・!?
というよりも、人物がかなり入り組んでいるのでなかなか説明は難しいのでなんとも・・ですが、面白かったです。
赤鬼を見たときの、「ぱぁっ]という表情の表現が上手いw
また、この蘇芳の弟・丁子は、兄のためにと、金策。
つまり、黒鬼と呼ばれる、吉原の遊郭のボディーガードに身体を開きます。
身体を20回担保に200円分(当時のお金)着物を買ってやると。
うんうん。
ヴィジュアル的には好きなキャラクター。これがこれからどう動いていくかというのがみどころですね。
プラス言えば、赤鬼さんの胸毛がwwウハw
別に胸毛好きなわけじゃないのにちょっとときめいたw