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retsujou kyoumushitsu
表題作シリーズとおそらく「男に成る時」のカプ(そちらの作品詳細で主人公の名前が同じだったので)のお話が収録されています。
どちらのカプも攻め様が健気に頑張っているお話だなという印象を受けました。
私は「男に成る時」の単行本は未読なんですが、少し状況がややこしいと感じた他は特に問題なく読めました。
表題作シリーズはどちらかというとHがメイン。
主人公2人が教師なんですが、なんかいつもHしてるな~という感じでした(笑)。
しかも学校でばかりHしてるので、バレてもいいのかい?と思ってしまうくらいです。
年下攻め様の片想いから始まるのですが、受け様が「生徒を食う」のが趣味というとんでもない教師。
そういう尻軽な相手を自分一人だけのものにしたいというのだから、攻め様は色々苦労します。
同時収録作の方は攻め様が受け様の家に住み込んで、家政夫のように受け様のお世話をしているという状況から始まります。
2人は赤の他人のようなんですが、2人の父親同士が上司と部下という関係らしい(しかも愛人!らしい)。
この辺りのことはきっと「男に成る時」の方に詳しく描かれているのかな?と思うんですが、まずこの設定にちょっとびっくり(笑)。
父親同士の関係もそうだけど、17才が16才の身の回りの世話をするって…なんかちょっと無理があるような…それとも攻め様が家事の天才みたいな設定があるんだろうか?
まぁ、こういう細かい設定の事を気にしなければ、健気な攻め様は可愛く感じられるのではないかと…。ただ、見かけは男らしい絵を描かれる作家さんなので、可愛いとは余り思わないんですけどね。^^;
筋肉とか骨格とか鎖骨とか指や節のゴツゴツ感とか、男らしさの描き方が凄く上手でツボを擽る描き方をする作家さんです。
本誌でチラッと読んだ憑依3Pモノのテンションが気に入ったので他の作品も読んでみました。
全体的に濡れ場が激しい。暑苦しい愛情も激しい。ラブ要素が強い、です。
産休代理教師(元生徒)那津×生徒を食う事が生きがい教師武井。
年下攻。それも元教え子!
過去話が結構面白い。一途な香りがプンプンして美味しゅう御座います。
生徒を食い散らかしている武井の前に、過去自分が食べた那津が、代理教員として現れます。再会ラブですね。
そして強姦まがいに那津に抱かれ、怒り心頭の武井。過去の事を怒ってこんな事をするのだろうかとグルグル悩みます。だけど実は、那津はずっと先生に恋焦がれていました。それを知り、あんな酷い抱かれ方をしたのに年下の情熱に絆されてしまいます。
王道ですねー。ベタですねー。
でもなんか言葉に不器用で体でぶつかっていくって青さは結構好きです。楽しく読めました。