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odoru tsukihana
作家さんの新作発表
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果たして従兄弟同士は近親に入るのでしょうか。
ちょっと悩みつつ、萌え属性からは外しておきましたが。
そんな従兄弟同士の連作と、他短編2本です。
・踊る月華シリーズ
明治か大正くらい?な感じの和風モノです。
主計の父が亡くなった後、章博の父が半ば盗むようにして会社を奪い、主計を家から追い出した為、章博は高校生になった今でも父を疎み、主計を慕っています。
章博が会社を継がないと言い出したのは、主計のせいだと叔父に攻められて、もう会わないと主計に言われた章博は誰にも内緒で家を出てしまいます。
そこに叔父が怒鳴り込んできて、主計もその事を知るのですが、幼い頃からずっと一緒に過ごしてきた主計には章博はどこへ行ったのか、すぐに分かります。
そこでようやく、章博の自分に対する深い愛を悟って、根負けした形で恋人同士になります。
章博も中々強かでいい性格をしているし、主計も受にはちょっと珍しい?江戸っ子な感じで、二人の丁々発止は大変楽しめます。
章博が高校生なのは1本だけで、その後は社長(章博)と、古本屋の店主(主計)の、BLというよりML寄りな感じになります。
・夜空のキティ
ショタです(笑)
小学生?でしょうか。制服も着ていないし。
苦手な方はダメかも。
どっちも小学生ですが、Hもあり。
でも結構可愛くてよかったです。
この二人で高校生くらいになった所とか見てみたいかも。
・夜に啼く
先生x生徒
でも実は、生徒は同級生に片思いをしていて――。
ちょっと精神的に痛めかも?
ソフトなほうだとは思いますが。
ラストはちょっと可哀相な感じです。
細かくは別れていますが、シリーズもので
他は短編が2つ。
この短編2つは全くうけつけませんでした(^^;
でも、本編はすごく良かったです^^
主人公達の紆余曲折・・・とでも言うのでしょうか。
現在に至るまでのそういう部分も
短いけど書かれているので良くわかるし
お互いがお互いを思いやる心の中なんかも
キッチリ書かれています。
絵も・・・ものすごく自分好み!というのでは
無かったのですが・・・えっちなシーンなども
とても雰囲気があってキレイでした。
続きの「真緋の月」と合わせて読み応えアリです。
表題作シリーズの他に短編が2作品収録されています。
表題作シリーズは5話+描き下ろしの『愛は波濤をこえて』で、各お話は短いのですが、ちゃんとストーリーがまとまっていて、切ない系からコミカルなお話までそれぞれ楽しめました。
年下攻め様のアキの視点で語られることが多いのですが、小さい頃から従兄弟のカズが大好きで、可愛い年下攻め様です。
カズは男気はあるのに恋愛に関してはとってもおぼこ(笑)。
とても照れ屋でツンデレが出てしまうのが可愛いです。
同時収録作品は、もともと同人誌で発表されたものを描き直しされたものと、それより更に古い作品だそうで、表題作シリーズの絵柄とも作風ともかなり違いました。
小学生くらいのショタと痛い作品だったので、個人的にはどちらもあまり好きになれませんでした。