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shakunetsu no yoru ni dakarete
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
名作発掘中です。最近亜樹良先生に嵌っていることもあり、橘先生の灼熱シリーズを遂に
発掘することに。
もう、アラブは好物の1つでして。王道中の王道と言う事もあり近頃ではアラブものも
ネタ切れか・・・という感じで・・・
初版が2004年ということですが、この辺の時代の読み物は素直でいいです。
あまり、強引過ぎるアラブの攻様はちょっと苦手なのでこの作品の攻様・サイードは丁度いいです。
受様を囲ってしまいたいと思いつつも、受様の意志を無視しない所が。
あまあまなのもイイです。癒されます。
イチャイチャも満載で楽しめます。受様がゲイという設定でもないのにサイードを
すんなり好きになってしまったりするのはあれ?と思う方もいるかもしれませんが
いいんです。アラブです。2人がイチャイチャして幸せであればもう満足です。
サイード(中東の新興国サラーラの王族)×楡崎志岐(遺跡発掘隊員)
※この作品は「灼熱シリーズ」の1作目になります。
発掘した遺跡を狙う盗賊に捕われてしまった志岐は、媚薬を使われ理性が飛びそうになっていたところを、サラーラの王族であるサイードに助けられ媚薬が切れるまで介抱されます。
冒頭でさっそく登場するエロシーンに「いきなりかい!」とビックリさせられましたが、その後志岐がサイードに対して恋心を抱くまでの早さにもかなりビックリしてしまいました。その唐突さに初っ端からちょっと呆れてしまったこともあり、二人のやり取りについては最後まであまり萌えることができませんでした。
ストーリーに関しても、もうちょっとメリハリがあった方が楽しめたと思います。今となってみればシリーズ化され(すべての主役がサイード×志岐ではありませんが)続編が出ている作品なので、シリーズ全体の序章的な作品として位置づけて読めるのでしょうが、この作品のみではちょっと物足りない印象は残ってしまいました。(あとがきではこの作品が書かれたときはまだ続編が出ると決まっていないように書かれていましたが、私が読んだ印象ではすでに続編ありきで書かれているような印象を持ってしまいました)