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表題作他、短編集。
大学生兼若手役者の映司〔受〕は、練習を見に来ていたかつての家庭教師・蒼〔攻〕と再会します。
大きな舞台で尊敬する脚本家・浅原の作品という事で、映司は自分なりの演技を追求しようとするんですが、演出家達になんだこの若造は的にまともに取り合ってもらえません。
そんなジレンマの中でも頑張って演じようとする映司。
しかし演技へのこだわりのあまりに降板させられそうにもなるのですが、それを蒼が助けてくれるのです。
実は蒼は弁護士であると共に、人気脚本家浅原でもあったというオチなのでした。
「DUO-デュオ」は人狼モノ。
脳に主要がある洋介は時折、妙な夢を見ます。
そしてある夜にその夢の相手と実際に出会うのですが彼は、洋介の魂の双子で更に人狼。
そんな彼らの話なのですが、これはもう一捻りしたらもっと面白くなったと思うんだけどなー。ちと残念。
珍しく本当に大人な眼鏡攻めが出てきます。
普段の受けの意見一切無視な俺様攻めも大好きですが、こんなタイプも有だと思います。
『夢みるシェークスピア、Chance→A!』
脚本家兼弁護士・花屋敷蒼(S・浅草)(25)クール眼鏡攻め×役者・御上映士 熱血一途ワンコ受け
元家庭教師の先生でいまは弁護士の蒼と、出演する舞台で映士は再会する。
脚本家のS・浅草のファンで初めて出演する事が決まって嬉しいのだが、演出家の演出に納得がいかなくて抗議をするが無視される。
ついには、S・浅草からだと言って、そんな素人感想なんてと切り捨てられそうになって。
思いこんだら一直線ってタイプの情熱家の受けです。その熱い思いから、対立することもしばしばで。
珍しくというのも悪いですが、意地悪目なHに正当性があるタイプの攻めでした。
ムキになって蒼の事を世間に認めさせてやると意気込み過ぎな受けを、少し意地悪目なHをしつつも諭すという。
俺様で強引で勝手じゃない本当に大人な攻めで、島あさひさんだと妙に新鮮でした。表題作が一番よかったです。
『DUO-デュオ』
飛陀(洋介)×羽鬼
双子の人狼伝シリーズで、現実設定に少しファンタジーが混じった話です。
脳内に腫瘍が出来て、洋介は長生き出来ないと思っていた。
そんな時に思うのは夢の中で会う彼のことで。
同じように成長しているのに会えない事が苦痛だったのに、偶然出会って。
洋介が初期はカワイイ系の絵柄で受けぽかったのに、後編では攻め顔になっていて、少し違和感を感じました。
中身を盛り込み過ぎな感じで、ストーリーがよく頭に入ってこなかったです。
『ベビー・テンション』
痴漢の楽園/痴漢特集からの収録なので、見事に痴漢のみ。
眼鏡の真面目受けが痴漢に必死で耐える姿が見られます。
もうちょっと尺が長ければ色々と展開出来たのにと、物足りなさが残りました。
『花音サロン 若者といっしょ』
島あさひさんの教習所での出来事編でした。