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バカップルというと真琴が可哀想かもしれないけど、城ノ内の変なテンポに乗せられて見事にバカップルの完成です。
ストーリー的にはあまり濃くないですが、エロは濃いです。
芸能界物ってシリアスに書かれてるのが多いですが、これは全然シリアスさがありません。っていうか欠けてます。それなのになぜかリアルなな感じがするのはこういう事が本当におこってるのを目撃していた経験があるからかも。笑
丸ごと一冊、全部がひとつのストーリーでした。
先生と呼ばれる立場の舞台監督さんと役者さんのお話。
この「先生」のセリフがとにかく笑えました!
理屈っぽいんだけど、役者にとっては憧れである「先生」の言葉は
理屈っぽいだけじゃなくて説得力・・・に変わってしまって
引き込まれて、というか、丸め込まれて、というか
そうなってしまうのかもですねw
笑えるしえっちなシーンもいっぱい。
だけど、いわゆる萌えはありませんでした。
でも面白かったです!
思いっきりのラブコメで、テンポよく進むので面白かったんですけど、
ギャグ系に走り過ぎてしまって、内容が薄っぺい印象になってしまっているのは残念でした。
最初から最後まで同じテンション高めで突き進んで行くので、呆れてくるというかお腹いっぱい状態でした。
舞台演出家・城ノ内 × 新人俳優・真琴。
婚約者の為にも俳優の道を諦め、結婚してリーマンとして生きていこうと決めた矢先、婚約者に裏切られてしまう相沢は…
旅館の露天風呂で城ノ内と出会います。
凄くあり得ない劇的な出会い&展開なんです(笑)
そして、俳優を諦めずに頑張ろうとオーディションを受けた先が、城ノ内が演出家兼脚本を主宰する劇団でした。
演技指導と銘打っては、事あるごとに真琴にセクハラをする城ノ内!
真琴はこの状況に凄く疑問を感じながらも城ノ内にどんどん流されてしまい…⁉︎
真琴が主役・脇役を含めて演じることになる芝居がHシーン満載で、周囲全員が○○状態とか、
結局城ノ内の我儘で、やっぱり他人には見せたくないからシーンがカットされたり、
温泉に連れ込まれる何てことは日常茶飯事で…⁉︎
でも城ノ内の元恋人だという男から、用がなくなったらポイという話を聞いてしまい…!
自分の城ノ内に対する気持ちに気がついた真琴は、捨てられない為にも、芝居もエッチも健気に一生懸命に頑張ろうとします。
なんだかんだとのせられ、流されていても、やっぱり城ノ内を好きだと頑張る真琴は可愛いんですが、
城ノ内の愛の語らいと言いましょうか?
もう冒頭から、信じられないほどの言葉攻め状態なので驚くというか…結構引きました(笑)
出会いの温泉宿は美味しいシチュエーションですけど、初対面の人にそんな口説き方ってあり得る⁉︎
長いし、クサイし、くどいし、いやらしいし!
あなたはどこの国の人…それとも違う星の生き物ですか⁉︎
と突っ込むくらい、絶対存在しないであろう人柄でした(笑)
演出家とか脚本家とか芸術系にたけた人は変わってるからありなのかな〜?
それにしても、Hの時まで、あんな言葉攻めでこられたら、ムードもそっちのけになって萎えそうです(笑)
でも、一途な人なんですよね…分かりにくいけど!
初めて真琴に出会った時、真琴の涙を流す姿に一目惚れした処は好感的でした。
憎めないおじサマでした。
凄くラブラブなカプのお話です!