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saikkyou lover
爱情三十六计
主人公2人は警備会社に勤める同僚で、依頼人個人の護衛もこなす優秀な警備員。
会社の社員寮では同室なのですが、先輩の佐治はゲイだということをカミングアウトしていて、自分の超好みだけれど生意気な涼介には、何かあると「犯すぞ」と口癖のように言っています。
涼介は佐治より4歳も年下なのですが、佐治に対しては小生意気で強気な所があるかと思いきや、意外に素直な所もあって可愛い一面もあります。
神崎さんの絵柄が男らしい仕事柄にぴったりのお話でした。
佐治視点で描かれているのですが意外な面もあって、涼介の方が男前なところもありましたね。
ただ、涼介の心境が分かる描写がほとんどなかったので、本心を露わにした時は少し唐突な感じがしました。
表題作シリーズの他には短編が2作品収録されています。
高校生同士のカップルと年の差幼馴染カップルのお話です。
私は幼馴染モノの旅館の息子とリゾート開発の御曹司のお話が王道なのですが好きでした。
男の職場らしく筋肉の張った二人のカラミが楽しめました。
というか神崎さんの作品、全体的に「漢の身体」としてきれいだと思うんです。ショタっぽい顔でも筋張ってたりしますが、年齢的にはありか。
とにかく筋肉キャラは特に何も足さなくても男の色気があるんでムダにガッチガチに描写したりしないのがまたいいと思います。
ストーリーについてですが、やはり「身体を張った仕事」であるということをよく生かせてるなー、とか。
なんだかんだいってよく怪我をしたりするのが実はベッドへなだれ込む序章になってたりして。しかも最初から細かいカマかけてたのは攻め側の佐治なのに結局押し倒してるのは涼介だったり。
そう、自分には涼介はツンデレというより男前に感じます。
グジグジ口先でばっかり言わずにさっさと押し倒せよ!的な意味で。
こういうのは「男前な受け」スキーな自分にはたまんねー。
へたすっとにゃあんとか鳴きそうなゴロニャンな受けが好きな人にはツンにみえるかな?
あと、仕事だと思ったら実は「お手並み拝見」で、しかも休暇&豪華ホテルのオマケつきとか超展開を超展開と思わせないような展開もあったりとか・・・やるな。バイオレンスまみれ血まみれの展開にスイート&ハピィをちろっと混ぜると凄く肩の力が抜けます。
書き下ろしはそのリゾートホテルでのエッチ。ここでやっと手加減なしにガッツリやることができました。ここでの受け、涼介の口撃の強さはまさに「一戦」というにふさわしいかと。
硬派な攻・佐治さんと、意外と誘い受な涼介くん。
私、筋肉ムキムキとかそういうのって苦手だったんですけど神崎先生の描く筋肉とか骨格、鎖骨、指先のゴツゴツ感は結構ツボです。今風に言えば細マッチョ。
体術シーンもカッコ良かったです。
警備会社で働き、個人警護を担当する佐治さんと涼介くんとのお話。
佐治さんの好みドストライクな涼介くん。
好みの顔、好みの体。
体の相性は良いんだろうけど、受は口が悪くてツンデレ。ツンツンツンツンツンツンツンツンデレって位ツンデレ。なかなか噛み合わない2人ですが、なんとか巧くやっておりました。
そして仕事でもパートナーを組む事になってドタバタが起きる…という、警備会社を舞台にしたアクションラブ。
口では結構な事を言うクセに、意外と律儀?硬派?へタレ?で、なかなか手を出さない佐治さん。
口は悪くツンデレなのに、意外と誘い受な涼介くん。
神崎作品らしく、濃い濡れ場と意外な展開と結局ラブラブ、全部が詰まったオイシイ1冊になっています。
シリーズ3作と『ホットスポット-恋の成る宿-』の他全5作品を収録。
描き下ろし…は例によって例の如く濡れ場です。なんかもう、砂糖吐きそうな位ヤリまくっています。