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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
星野リリィと言う方の芯の部分が詰まって
いるのかも知れない作品集です。
学園で行われるチョコレートを使ったロシアン
ルーレット。見事当たった人にはゲームの胴元
・柿内と肌を重ねる事を出来る特権が与え
られます。参加者の黒一点・小笠原は前回に
引き続いて当たりを引き当ててしまい…。
流される前に、と言う小笠原の凛々しさと
つい遠回りをしてしまう柿内の恥じらい。
そう言う二人の心が自然に恋の駆け引きを
生み、次の展開を生みます。
他六篇の同時収録作も一筋縄ではいかない
硬さを持ったものばかり。
流される前にきちんと杭を打ち、そして底を
抉っている。そう言う芯の強さを感じさせる
作品群を味わってみて下さい。
学園ものやネコ耳、妖精が登場したりでバラエティ豊かな1冊です。どのお話も可愛くて好きだけど、特に好きなのは、表題作です。
小笠原のクラスで流行ってるゲームがあります。それは、袋詰めチョコレートの中に入ってるガラナチョコを食べたコは、柿内とエッチできる、もしくは小笠原が好きなコを選んでエッチできるというものです。
前回は、小笠原が食べて、勢いで柿内とエッチしてしまったのです。
今回も、小笠原が食べてしまって、前みたいにしてほしいと柿内に言うのです。
でも、それは小笠原の嘘で。告白する勇気がなくて、そんな行動に出た小笠原が可愛くて萌えます。
わざと袋の中のチョコを入れ替えてた柿内も、確信犯で好きです。おまけに照れ屋なのが可愛いです。
他のお話では、鉢植えの妖精の物語が好きです。
星野リリィさんらしさがギュッと詰まった短編集です。
学園モノ、妖精、ネコ耳……とさまざまな設定が楽しめます。
そばかす少年と幼馴染とを描いた「泊まりにおいで」では、
幼馴染同士のすれ違いにきゅんとします。そばかす少年、かわいいです。
「キスのちから」は、星野リリィさんならではのお話です。
士郎のキスの力で妖精の姿のままでいられるようになった鉢植えの妖精。
ほんわりと、童話を読み終えたような気分にひたれます。
余談ですが、「ミックス☆チョコレート」のBLCDも聴きごたえ充分です☆
『ミックス☆ミックス☆チョコレート』
袋に混ざってあるガラナチョコを食べた子は柿内(攻め)とエッチ出来るゲーム、「ミックスチョコレート」。
前回、引き当ててしまった小笠原は柿内に抱かれた。
今回もミックスチョコレートに参加した小笠原はまたもガラナチョコを引いてしまった…。
何故、女の子ばかりのゲームに男子の小笠原が一人参加していたのか、周りの女子は変に思わなかったのだろうか…。
(;´∀`)
意地っ張りのカプでした。
『泊まりにおいで』
明由(受け)は週末は幼馴染みの孝一(攻め)の家へ泊まりに行く。
同じ高校の友達の家に泊まりに行けと言われ落ち込む明由。
だが、明由が寝ると孝一は明由の神を撫でたりキスしたりしていたのだった…。
そばかすの可愛い明由。
本当は孝一から触れられるのを知っていた。
彼に抱いて欲しいと願う明由。
お互いが好きだったカプでした。
他にもネコや妖精が出てきたり、可愛いお話ばかりでした。
(*´∀`*)
このゲームのルールはいいですね。
作品の良さの全てが凝縮されていると思います。
「そんな軽いバカなゲームがあるもんか!」
とか、思っちゃいますけど、
その設定があるからこそ萌える。
これは、続編なわけですが、
前作では、ガラナ入りチョコレートを
主人公(受け)がくじで引いてしまいます。
それでHしてしまうんですが、
今作では、主人公が
「またくじがあたってしまった」と
ウソを付くわけですね。
ここで攻めも主人公の気持ちが確認できたと思うのに、
「好き」と素直に言わないところとか、
ずるいですね。
それにしても
このルールのゲーム、
イケメンにだけ許された特権ですね。
短編集で全部で7つの作品が収録されています。
表題作はこの単行本より以前に発売されている『あいしちゃったの』に収録されている『ミックス★チョコレート』の続編になりますが、そちらを読んでなくても分かると思います。
高校生のお話が多いのですが、他にも妖精や猫耳モノのファンタジー、子持ちの父親と学生等が詰まってます。
絵柄は可愛いのですが、Hは結構大胆でエロい作品が多いです。
でも片想いの切なさや絆されながらも好きになっていく予感が感じられる作品ばかりで、そこがキュンとなりました。
星野さんの絵柄は可愛くて好きです。
でも、描くストーリーは好きではないのです。
ジャンルが自分の好みにあわないのです。
でも、時折ひっかかりがあり
好きな世界の一部には、はっとさせられる事もあり
苦手とわかりつつも星野さんの作品は
結局目を通しています。
短編集がギュッとつまっています。
少女のような少年。体は細く、男ではなく
男の子です。
全面黒い不幸ではないのですが
影ある暗さはどの作品にもあります。
妖精系ファンタジーであれば
まだ読める話でした。
好きなのですが、作品にははまれない。
なのによみたい。
いまだこの迷宮から抜け出せない。