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同棲中の幸せいっぱいな時って逆に不安になるよね…って感じの話でした。
でも全体的に凄く甘い。
攻が凄く素敵だった。受の為に御飯作って朝はのんびりさせてあげたり(のんびりさせすぎて寝坊させる事もあるけど…/笑)、食べたいと言っていたモノを作ってあげたり、遅刻寸前で急いでいる時に「食ってけよ、朝から何も口に入れないとエネルギー効率悪いぜ」と世話焼いたり。
なんてっ、なんて良い奴なんだ…!ウザくならない程度に世話して想ってくれる。最高だねっ。
そんな優しくてマメな恋人とラブラブ同棲中の主人公。
優しくされて、大事にされて、嬉しくても、ついツンとした可愛くない態度を取ってしまう。
本当は甘えたがりの性格の悠人。その為にうっとおしがられフラれた事もあって、同棲中の久孝に素直になれないでいたのだ。
好意をツンとはねっ返してしまった時は、またやってしまったと自己嫌悪してしまう。だけど素直になれない。甘える事が出来ない。
同棲中って、もっとラブラブしてて良いんじゃないか?
それだけ主人公の中で元彼の存在が大きかったんだけど。
順調だけど甘えられない。そんな葛藤の日々を送っている主人公の元に、例のトラウマの原因の元彼が現れて…!
……なんか、読んでいてハラハラ。攻が受にベタ惚れなのは結構露骨に伝わります。好きな奴にはマメって本人も言っているし。もっと甘えちゃえばいいんだよ!って応援したくなる話でした。グルグル恋に悩む男の子は可愛いです。