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便利屋のブンの物語である、いわゆる「WALKERS」のシリーズ。
色々同人誌で発表されていて、さてどこから読んでいいのかよくわからなかったのですが、大学生だったブンと、元刑事の探偵・大介との出会い編である本作から読んでみました。
ブンの過去は、まだ高校生時代が描かれた「エンジェリック・カンバセーション」もあります。
「not/love」
大学生と言いつつクラブでフラフラし、売人のようなウリのようなことをしている高橋文人、通称ブン。
高橋という学生を探している探偵・戸田大介と出会い、情報を集める代わりに部屋に転がり込み、カラダの関係も結ぶ。が、ゲイではない大介はブンを抱くけれどもいつも冷めていた…
ブンと大介はずっと付かず離れずの微妙な関係ながらブンが告白し、それなりに甘い空気になる。
この「付かず離れず」っていう関係性、宮本先生作品に多い特徴だと思う。
すごく揺らいでいて、不安定で…
「そして7年後のヒビ」
数年後。ブンは短髪のチャラ目な男性になって、いとこの凪子とハトの3人で便利屋になっている。
かつての大介との日々。大介が愛していた女性が大介を探し当ててやってきたため、ブンは黙って出てきてしまってそれきり5年が経っていた…
そこに大介から手紙が来て子供が出来たという。凪子が勝手に大介に返事を出します。
「LOTTA LOVIN'」
ここまではイイ話展開だと思って読んでたんだけど。
このお話では、いきなり大介がブンを訪ねてくる。そして奥さんいるのにブンをまた抱く!
え〜〜。
ナニこの展開!正直驚き。正直信じられない。大介何考えてんの?
だけどねぇ…こういうこともあるかぁ……って妙に腑に落ちるのよ。人間の不可解さ。
「BODY」
奥さんが家を空ける度にブンのところに来るようになっている大介。
そんな時、死体処理の依頼が来て…!本当に人殺しがあってあわやブン達が巻き込まれそうに。
死体は本物なのに事件はあっさり終わります。
しかし、大介はね〜…こんな人だったの?という感想しか出てこないYO。