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himitsu no oniichan
これも、どちらかというと男性向けショタエロ本かな?
普段自分がショタエロを言う時「せっくすごっこ」という表現を使うんだけど、これは”ごっこ”の域を出てチョット痛いです。
なぜならば、少年の相手は大人の域に達する青年だったりするからなのですが、それでちょっと禁忌感が増すんですよね。
その禁忌とはというと、子供がちょっと大人のいいなりになる奴隷っぽい感じがするのと、表題は兄弟であるというところ。
でも、とにかくこれは二次元だし、と割り切ればバラエティに富んだ面白い本ではあります。
思いっきりネタバレしているので、最初に謝っておきます。
歳の離れた5人兄弟の3番目が、また赤ちゃんができるということで、恥ずかしいと思うんです。
そこには、どうやって子供が出来るかと言うことを知った子供の恥ずかしさもあったりするんですけど、それをお兄ちゃんが・・・!?
しかも、次の話は女装させて観覧車エッチです!?
別の箱から見た子供が、「見て~♪女の子が手振ってるよ!」って@@!
いや、違うから後ろからお兄ちゃんにつっこまれてますから!!
でもって、シートを汚したのを拭けって舐めさせる。
そして、遊園地の女装を知られた同級生に、その子のお姉ちゃんの水着を着させられて・・・
うわー、何か子供の病んでる姿って、大人より痛いです(涙)
この同級生が男の子が好きなんじゃなくて、ひょっとしてお姉ちゃんが!?という含みがあるあたり何とも考えさせられてしまって。
結構、軽いだけのノリじゃなくてそういった部分が惹かれるところなんですが・・
他におバカなノリの突き抜けた昔話を題材にしたショタエロも笑えるんですが、例えば「ヘンゼルとグレーテル」とか「こぶとりじいさん」とか「ピノキオですねv
お父さんの鼻は、ある種の擬人化でしょうか(爆!)
あげく、トムトジェリーもあります!!
これらの発想ぶっとびです!
ちょっと変態っぽいのもあったりして、失禁とか飲尿とかあったりもします。
しかし、そんな中にも心にジーンとくるものもあって、それはエロがないんですが、手紙の話とかホログラムの友達の話とか、感動物語もあったりするのです。
全体として、いかにもショタといった描かれ方が淫靡です。
なんちゃってじゃなくて、ちゃんとしたショタを見たい方にはオススメします。
↑全開短編集です( ´ ▽ ` )ノ
数々ショタエロは読んできましたが、この本がメチャクチャ好き。
オススメです。
表紙はどうかとおもいますが(ぉぃ)中はすばらしいです。
短編なのにこの満足感。
弟に、女の子の格好をさせて遊園地デート。
そのまま観覧車Hへとなだれ込む流れもナカナカ乙。
絵柄も可愛く。
ちょっとアホなネタを詰め込んで凄く充実した一冊です。
ショタは見られない・・・という人でなければ是非オススメの一冊デスよbb