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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
長髪の美男子や名前は東洋系なのに西洋のカッコイイ軍服が一杯見れたので、少しおまけで萌評価です。
舞台は架空の国で、その国のちょっとやんちゃな王太子が主人公です。
丸ごと1冊表題作シリーズ関連のお話なのですが、基本的にコミカルな雰囲気だとは思うのですが、一部痛かったりシリアスな展開もあります。
今まで読んできたこの作家さんの作品では時々お見かけしたのですが、私は少しDUO BRAND.さんが描かれる痛いシーンが苦手なんです。
今回もそういうシーンが出て来て、評価を中立にするかどうかで迷いました。
そういう行動を取る根拠がちょっと浅はかというか…ストーリーに少し弱さを感じました。
それがなければ元気でコミカルな作品と言えると思います。
主人公が明るくて物事をいい方に捉える性格なのがいいですね。
刀モノが得意で萌え分野のDUO BRANDさんのちょっと異国籍風ファンタジー。
四方を海に囲まれたランダ国の王子・リンスと将軍・旌の物語。
シリーズものにはこの作家さんの特徴である、含みのある設定で興味を次々と湧かせます。
萌えどころは飄々とした旌の存在そのものでしょうか?
隣国からの留学の帰り、無理を言って旌の乗る艦隊に乗組員としてもぐりこんだリンスが旌に再会する場面から始まります。
小さい頃に見た凛とした姿の旌は、今では無精ひげのオヤジになってしまっており、戦闘中に助けた礼は体で返せと襲われてしまった時に見せた苦悩の表情に、見捨てておけないと身分を明かし自分付の近衛勤務を命じます。
小さい頃から憧れた旌を手に入れて、リンスは腐りきった自国の改革をめざすのです。
ざっとしたストーリーはそんなところですが、リンスは国を改革する次期国王にふさわしい、積極的な男子で、少しヤンチャなところもあります。
しかしそれに増して、旌が飄々としたエロおやじでありながら、いつもリンスの側にいて彼を守るという姿が主従萌えです♪
また、旌の過去の恋人である透理という有力貴族がやってきて、嫉妬のあまりリンスを凌辱!
しかし、それも赦してしまうリンスは若いながら懐が深いです!
それにしても旌は昔は受けだったのですよww(←次巻でわかる)
そういった旌と透理の過去、そしてランダ転覆を図る影の人物も謎のまま次巻へと繋がります。
この一巻だけだと、物語全体として見た時消化不足になるかもしれないですね。