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表紙よりも中身をみてねｗ
この作品大好きデスつД｀)･ﾟ･｡･ﾟﾟ･*:.｡
読む人によって・・・かな・・とも思いますが。
目が不自由で、か弱いから、弟に売りをさせられてるとか。
抵抗できないとか。
その目の不自由な青年の身体をいいようにしている「先生」と呼ばれるおじさんの腕毛すげぇなぁとか。
髭ｗ髭ｗ髭ｗとか。
このオッサンのせいで、「陵辱」とか「体毛」とかの項目にチェック入ってます（笑
ただ、このオッサン効果（？）によってですね。
身体に植えつけられた恐怖心。
惹かれる相手との行為による心のたかぶり。
ホロキュンな気持ちになれる作品でした。
書下ろしの、やおい寮がまた面白いｗ
これのおかげで髭オヤジが好きになったといっても過言ではありません。
いや、裏設定面白すぎｗｗｗｗ
旦那さんとのことを描いた「つれづれ日記」も毎度楽しみの一つです。是非ｗ
というか、このつれづれ日記で１冊本だしてもいいんじゃね！？
と、思ってみたり
思いがけず重い話
梶本潤先生の2003年発表の短編集。
「CALL ME〜声を聞かせて〜」
目が不自由な、清楚なお花屋さん。
姿かたちではなく「声」に惹かれて恋をする…あら素敵、と思って手に取ったのですが、思いがけず重く哀しい背景が！
それは過去の実父による虐待と、そこに端を発する弟からの酷い仕打ち。
花屋の客として出会ったノンケで大雑把な門屋がそんな一葉(いちは)を救う。
それほど長くないお話ですが、酷い過去と哀しみを抱えながらも美しく優しい一葉の姿、ノンケの門屋が一葉に惹かれていく様など、メリハリがあって読み応えアリ！
「ラブストーリーはその手の向こう」
同期入社の親友・豪に告ってしまった英司。
もうダメだ、と勝手に諦めてたけど、豪は英司を受け入れ両想いになりました。メデタシ。
「愛を恋いまショ！」
先輩(ゲイ)の家で間借り同居中の大学での同級生、テツとテル。
テルはずっとテツに片想い。でもノンケで鈍感なテツは全く気付かず、テルは先輩と付き合ってると勘違いしている。
先輩がテルの気持ちをバラし、テツも抱えていたモヤモヤはテルへの恋愛感情だったと気付く、というお話。テルにはおめでとうだけど、両想いになった途端ガッつくテツって一体…
「不道徳な恋人」
「愛を恋いまショ！」のゲイの先輩・照栄(しょうえい)が主人公のスピンオフ。「愛を〜」の数年後のようです。照栄は35〜6才⁇
今はギャラリー経営をしているが、大学を出てすぐの頃2年ほど小学校で教師をしていた照栄。ある日小学校の同窓会の知らせがあり、指定の日に指定の店に行ってみると…
元教え子、今22才の華澤が1人で待っていて、酒を飲んでいるうちに記憶が無くなり気がつけば全裸でベッドに。どうやら華澤は12才の頃から10年間、照栄を狙っていたと言う。
若いがワイルドで傲慢な華澤にゾクゾクと恋の予感を感じる照栄です。この話好き！
「巻末ふろく やおい寮のヒミツ」
物語の設定を考える時の舞台裏です。アノ清楚な一葉はヨユーのAV男優、逆に体毛ボーボーの変態教師は無理やり演じさせられてる気弱なおじさん、という設定。ほんとに〜？
表題作と最後の「不道徳な恋人」が萌x2、トータルで「萌」です。
