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表紙と口絵で砂糖壷を抱えてるハッカがかわういです。
ハッカは頑張って砂糖を食べようとします、それは自分を甘くして美味しく食べて欲しいから。
甘い順に人気の高いドロップ達の中で甘くないハッカにとってはたから見れば馬鹿げていてもそれは必死の頑張りなのです…健気かわうい。
前巻でドロップ遊びのルールを破り、引き続きハッカを買い続けようとしたシナモンでしたが店内で病に倒れ、再び目覚めた時に出会ったハッカは最初のハッカとは違うハッカでした。
本物のハッカはどこだと詰め寄るシナモンに「ハッカはハッカです」と答える店長。
彼にとってドロップはドロップでしかなくハッカに本物も偽物も無く、店のルールはルールとして守らなくてはならない。
怒ったシナモンは力ずくでハッカを取り戻そうとし店長とやり合う事になり、一方、処分期限を過ぎたハッカは少しずつ心を持ち始めます。
2人して店から脱出しようとする所で3巻へと続く!!うわ、いい引きだー!
同時収録は山神さまの子供と青年の和風ファンタジー、切なくて幸せないい話です。