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ドロップと呼ばれる人工生命体達を売っている娼館が舞台な異色作です。
ドロップ達は子供の様な外見をしてそれぞれの色で味、容姿、性格が違っていて甘い順番に値段も人気も高い為、最も人気が無いのは白なんですね。
常に売れ残りの白のハッカ[受]を初めて買ってくれたのがシナモン[攻]なのです。
ドロップ遊びにはルールがあって、まず部屋に続く廊下を手を繋いで歩きます、一歩歩くごとにドロップは買い主を好きになっていくのです。
ドロップは一晩抱いたらそれで消えます。
娼館といっても性的な描写はさしてハードではありません、客曰く「いうなれば菓子みたいなもの、真面目に考えずに楽しく食ってやるのがドロップのため」それがドロップ遊び。
シナモンは元軍人でハッカを買ったものの抱かずに寝てしまいます。
ドロップ遊びは一体で一回限り、抱かれなかった(食べられなかった)ドロップは朝が来れば廃棄処分になるのがルールなんですがシナモンはそのルールを破って同じハッカを買い延泊しちゃうのです。
ルールを破ったシナモンと買われたハッカ、全3巻で話はこれからまだまだ続きます。
同時収録は同じ舞台の短編。赤いドロップ、ストロベリーを買った軍人の話。
消えるドロップが切ないです。
ハッカはちっちゃくてぷにぷにしててお子様ですが性的描写はあまり無いので、買われるといってもエロくはないです。
ドロップという人工生命体の可愛くて無自覚ながらの切なさとハッカの健気さが読み所です。
反対にショタエロ方面を期待してる方は要注意かも。