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shiawase no level
優しそうで常にほんわかな雰囲気を醸し出してるクセに攻めとか!
しかもメガネっすよ!
そんな攻めの凪さんは誰にでも優しくて、一緒に働いてる恋人で受けの薫くんは、いつもヤキモチ妬きっぱなし。
こんな気持ちで不安になってるのは自分だけと思い込み勝手に怒って気まずくなってみたり。
だけどやっぱり凪さんも密かに嫉妬してたりするんです。
そんな二人のほのぼのした展開に和みました。
こうじま先生のお話は、いつもどこかで他のお話の登場人物が出て来たりで「おぉ…こんな所にこのキャラが!」とか「このキャラと恋人だったのか」と脇役さんからも目が離せません。
可愛らしいお子さま達も登場しますし!
ショタ好き、動物好きさんにオススメです。
カップルは大人なのに、お子様がたくさん登場する故か、妙にショタくさい一冊となりました。
まだ子供だった時分、絶対にセンセイ(凪)の傍にいる。
傍に居て、獣医として役に立つと誓っていた香。
現在、その夢かなって凪の傍に居る。
しかし、先生にお見合いのハナシが持ち上がる。
そのうえ、先生には大事な人がいるって・・・?!
まぁ、最初っから両思いエンドなのはちょっと解りやすすぎたかな~と思います。
が、動物も織り交ぜ可愛かったので良いとします。
エロは弱め。
なによりの驚きは、ドーベルマン・・・メス!?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
最近読んだ昔のこうじま作品の中では、読みやすく普通に面白いと感じた作品。
設定も、一部ショタキャラもダブってはいるものの、メンイは年の差でも獣医同士の大人の恋。
しばらく、ショタ系や、年の差ものでも、キャラのどちらかが学生だったりする設定が続いたので、ある意味安心して読めました(笑)
両親の跡を継いだ院長・凪(34)×子供の頃から凪に憧れ、自分も獣医になった薫(25)の年の差&年上攻もの。
可愛いものが大好きな凪は、小さな動物の赤ちゃんはもちろん、人間の子供も大好き。
そんな凪をいつもハラハラ、ちっぴりせつなく思いながら見つめる薫。
言葉が足らなくて誤解して、すれ違いながらも想い合う2人。
そんな大人2人の恋愛模様が可愛らしく描かれています。
そこに子供や動物が絡んでくるんですけど、『スローステップ』というお話の、ショタカップルが登場したり、薫の元同級生•愁那が連れてきた、子供の鳴海&ドーベルマンのジャッキーを預かることになったり…
大人ラブものなんですけど、こうじま先生なので、やっぱり可愛い子供と動物層が高かったりもしました(笑)
メンイカップルより気になるのは、警察官で鳴海の伯父•鷹倉刑事×人気ミュージシャン•愁那カプ。
どうみても、忙しそうな仕事を抱える2人のラブが読んで見たいなあと、願望が膨らみました。
実は、『好きと嫌いの境界線』で鷹倉刑事は少し登場しているんですけど、その時から私の中ではチェック人物だったり(笑)
あとがきで、先生もいずれは書きたいカプと紹介しているんですけど、今だに商業誌ではお目に書かれていないのは残念に思います。
こうじま先生の作品は、相変わらずキャラが密かに繋がっていくなあと…ただ、古い作品になると記憶も曖昧で…思い出すのが大変でした。
関連を気にし始めると、気になる性分なので、どんどんつながりを求めて読み返していってしまいます。
今まさに、こうじま作品はその状態に陥ってます(笑)
気になる方で読まれる場合は、浅く広く(笑)楽しんでくださいね!
獣医もの自体が好きなので楽しく読んだけど、今作だけじゃ、正直物足りない感は強い。
まず表題作カップルの話だけじゃないのが不満。
二人の出会い等々は触れてはいるけれど、他のカップル話を入れるぐらいなら、書下ろしでもいいから、じっくりと二人の馴れ初めを読んでみたかった。
また、お互いが好きであることを確認してから、関係を持つまでが性急すぎる。キスもしたことがない二人(30代と20代)がいきなりセックスに突入するのは、いくらなんでも不自然。
最後に「幸せのLEVEL」自体は3回の短期連載なのに登場人物が多すぎる。
そのせいで話が薄まり、焦点がぼけてしまった感がある。
その後、これをシリーズで描くわけでもなく、スピンオフにするわけでもなく、非常にもったいない。
(あとがきで、スピンオフを期待している読者が結構おり、ぜひ描きたいと書いてはいるのだけど、いまだ実現せず)
著者の作品の中では、かなり私好みなだけに、今作がこのまま永遠の彼方に消えてしまうのは悲しすぎる。