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ま、まさかこんな終結でまとめてくるとは予想外でした。
もちろん、ハッピーエンドに違いはない。違いはないんですが、こぉ、もやもやもやもやする部分もたくさんありまして。
その空間のことを考えるととてつもなく切なくなっちゃったりして(´Д`。)グスン
ちょっとばかり距離をおいたふたり。
でも引力は強力なもので、やっぱりふたりは近づいていきます。
どうしようもなく好きなんだな~っていう、章くんの表情がすき。
松本花先生が描く、恋する男子の顔はどれもかわいいんですが、黒髪の章くんが「キュン」って顔していると、ついつい私までキュキュキュキュン!としてしまう。
どうしようもなくときめいてしまう。
中原さんが隠していた過去のこと。
そして今の自分。
人を被写体にできないりゆう。
すべてひっくるめてハッピーエンドな初エッチには萌えました。
初体験の章たんもかわいい。
ヒゲが肩にすれて痛いからひげをそれ!なんて・・・
か・・・・かわいすぎるぜマダム!
なのに
ちょ・・・・orz
だまっていなくなるとかありえない。
その代わり、周囲のかたがたの成長も合わせて見れておいしかったといえばおいしかったんですけどね。
あんなに純だった章たんが・・・気持ちいいことしまくったとか。
切ない反面ひどく萌え
だけども、一番衝撃的だったのは兄の変貌振りですか。
まぁ、人間なんてそんなもんかも。
嫁にのぼりつめたあの女の子の執念もすごいとおもうのですけどね。
2巻。
子供の時から引きずってた義兄への憧れ/恋心から大人の荒療治的に脱却した戸川章。
ようやく自分自身で認めて、中原へと飛び込む章だけど。
吹っ切れて中原に甘える章。それ以上先に進む前に再び大きな障壁が…!
…という展開。
起承転結の転的な?中原は閉じ込めていた過去に囚われていたのでした。
中原は昔夫のある女性と不倫をしていて。
彼女を撮った写真が賞を取ってしまった。
そしてそこには複雑な色々があって。
だから中原は今も人物を撮らないし、その当の女性から連絡があった途端、態度がおかしくなる。
章もいきさつを全て知って、知った事を中原にも話して、これでわだかまりもナシ、これから2人で甘々なラブライフを!と思ってたのに…
なんでこうなる?
中原は撮影旅行に行く、と海外にフラリと行ってしまい、ハガキだけ一方的に寄越すものの一向に帰ってこないのだ。
その間に、美青年だった兄・悟は中年太りのオジサンになり、宮田は悟の妻となり真紀の母となり。
章は「夏休み」で描かれるようなちょっとやさぐれた男になり。
で、この間の章のあれこれは具体的には何も描かれていません。
でも当然いろんなことがあるわよね?
心配、怒り、焦り、不安、孤独、他の人へ移る気持ち、やはり他の人では駄目な自分。
ラスト。ついに、やっと。自分の方から中原に会いに行く章になれて、多分時間のかかりすぎたハッピーエンディングなんだろうけど、この話って多分ターゲットの読者層に対して大人過ぎたストーリーだったんじゃないのかな…
中原は内面が描かれてないし、章の変化の過程も描かれなかった。
大人になればなるほどその余白を楽しめそうなストーリーだと、今は言える。
先に「夏休み」、その後で本作。そんな所を思いながら読んでみてほしい作品。
爽やかだなァ…と思います。カワイイなァとも思います。
でもこういう世界観にはついてゆけないなァとも思ってしまいます。
告白シーンがどれもキレイすぎてモニョモニョしちゃいました。
キメッ!って感じで、シラフで聞いたら赤面しそうなキメ台詞を吐く登場人物にも。
好き好き言ってた攻めが、受けが気持ちを告白したとたんに曖昧な対応をするのもよく解んなかったです。両天秤にかけるような態度とか。途中で明らかになる攻めの過去の恋のトラウマも、そこまで罪悪感を持つ意味が分かんないというか。
ラストの展開とかはかなり好きなんですが、長い長い別離の必然性がよく分からなかったなァ…と思いました。