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総てを無くして行った過程で疲れてしまった男が、
ペットとして飼われる過程で少しずつ人間として
再生して行くと言う御伽噺。
それは傍から見れば御都合主義の物語なのかも
知れません。或いはシンデレラ物語の変形だ、とも。
しかしこの物語はそこに笑いと言う要素を挟み込む
事で溺れてしまう程深くなりそうな空気を緩和し、
登場人物が自分の理性でその足を向ける先について
思考する様に仕向けています。
ところで、『いちまんえん』とはなんだったんでしょうね。
登場人物は全員名無しなので少なくとも名詞でない
事は確かです。
まさか攻が受け取る原稿料…ではないですよねぇ。
他の方も書いているように、確かに「ご都合主義」「おとぎ話」の物語かも知れない。
展開の要となる攻の受への執着とか弟の屈折した親切ぶりとかが、最後まで展開のための設定以上に見えないのがなんとも。
ただやはり、受の心の傷やそれにより求愛されてもすぐには受け入れられない様子、それに対する弟の台詞など刺さるものがあったのも確か。
多くのBL読者の琴線に触れるものがあるのではないでしょうか。
エロ度は濃いけど、シャープな絵柄のせいでねちっこくなっていない所も◎。
Dr.天さんのショタ物が合わなかったんですが、この話は萌えました。
ホームレスの青年受けを飼って調教するといったティストなんですが、ガンガンに一直線に鬼畜にいかないで、ギャグとコメディが要所要所で挟まるのがいい箸休め的な感じでテンポよく楽しめました。
受けが不特定多数に身体を売っていたのと、具体的な描写はないですがスカ有、道具使用、複数攻め等、鬼畜でハード目なので苦手な方はご注意。
作家のご主人様 変態鬼畜攻め×元スプリンターで元浮浪者でペット 厭世悲観受け
前から受けに興味を持っていた攻めが、受けに「おまえをかう」と声をかける。
モノクロの扉絵に受けが一万円を口にくわえている姿があるので、受けは一万円で「買われる」と思っていたら、一万円で「飼われる」羽目に。
のっけから、ホースで体内洗浄で無理矢理の奉仕プレイですが、汚い描写は具体的には出てこないので苦手な方も安心です。
調教してやると鬼畜で不敵な笑みつきで言いきったのにも関わらず、翌日風邪をひいて寝込んでしまうご主人様!
この抜けている感じが、とことんまでダークにならず、Dr.天さんのいつもの軽いノリを残しながらも話は程良くシリアスに進んで、飽きない展開でした。
黒髪受けなのはいつものことなんですが、浮き出た鎖骨とかあばらが青年らしくてよかったです。
攻めの弟も出てくるのですが、勿論のことなだら、弟も鬼畜。弟も勝手に参加して、手を出してのエロ三昧です。
何年も前から受けを好きだっていう攻めの言葉が、いまいちわからなかったです。
過去に会ったことがあるのか、それとも作品の中で時系列がそんなに進んだのか。
登場人物が名無しなので、誰をどう呼ぶかちょっと悩みました。
拘束Hものが好きなので、シリアス目なストーリと絡んでいるので、余計に萌えました。
エロ:★5 ホースで体内洗浄(さらりとした描写)、縄で拘束、バイブ、弟と兄の複数攻め
総合:★3 ストーリーに幾ばくかの謎が残りますが、エロエロな事は確かです。拘束H好きには、お勧めです。