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「トッピング・ボーイズ」
いつも女の子と長く続かないヒロスエと、その友達のゆーすけのお話です。二人は幼なじみで同じ、調理の専門学校に通っていますが、ゆーすけはヒロスエが誰とでも相性がいい、まるでパスタのような人間、「誰もが食欲をそそられる」と気づいているのです。昔からヒロスエのことが好きなゆーすけは、彼の「いつものやつ」のポジションを狙います。
ゆーすけのひとつにできなくても、定番としてヒロスエのそばに居ればよいというのが、どことなく健気です。
「まんがの先生」
畑山に恋をする由森は、ずっと畑山のことが気になって仕方がありません。その後、自分が大好きな漫画家が実は畑山だったというオチがつくから大変です。畑山にそのことを話すと、続きを教える代わりにいきなりキスされるのです。
自分の好きな作品がどんな風に生まれるのかは、わたしも興味があるのですが、残念ながらこのお話ではそこまでは描かれておらず、ただ由森の感情が画面いっぱいに現れていました。
「ア・プレイス・イン・ザ・サン」
観葉植物のレンタル会社に就職した殿沢シュウと緑川みどりですが、配属部署は女性が多く働く会社で、男性の方が少ないのです。
外回りが得意なみどりと、パソコンが得意なシュウ。みどりは観葉植物を育てる会社に興味を持ったようで、そこに転職してしまうのです。
もちろんシュウも後を追うように転職してしまうのが、おかしいお話でした。
全体的にテンションが高くて、コミカルなお話が多かったように思います。
例えばここに二人の男の子が居て、何とはなしに
じゃれ合っているのですがその様子が殆ど友人の
域を超えてカップル同然のオーラを漂わせている訳です。
それが多分「キャッキャウフフ」と言う物言いの表す
所です。
そして、この一冊にはそのキャッキャウフフがミッシリ
詰まっています。表題作なんてキャッキャウフフを
そのまま展開した様なものです。
H度は「少ない」と言う事になっていますが、実は
殆どありません。
はっきり判る上限は精々キス止まりです。余韻と
言うか予兆も少しありますが。