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yamada no chikubi ha pink iro
表紙の山田くんが可愛過ぎる!
本編は残念ながら、もっと画のタッチは雑です。
それでも。山田のアホ可愛さ、炸裂‼︎
柔道部部員たちに「乳首がピンク過ぎる!」と冷やかされた山田くんは、
友達の桐島から「舐めればいいんだ!」と、提案され…。
あれよあれよと言う間に落とされてしまう。という、アホアホなショートストーリー。
えーっ⁈ この続きが読みたいのに⁈
彼等は二度と出て来ません。
◆「ダメって言わないで」
共学なのに、大っぴらに「俺と付き合ってー!」と、可愛い岬くんを追っかけ回す高松。
まんざらでも無さそうなのに、岬くんはいつも「…ダメ。」と言う。
それには可愛い理由があって。という、BLあるあるジレジレ。
こちらも引くほどのショートストーリーです。いやん。
◆「彼氏になってよ!」
大人しそうなクラスのイケメンが実は…。オレの事が好き⁈ という、あるある展開。
八木は大人しくなんてありません。教室で引き倒して、フェラかまして来て、自分のをシゴいて
市原のお腹にフィニッシュ! 「好きなんだっ!」えええー⁈
けど、市原もそんな八木が大好きなんです…。
◆「つぎの日」
このタイトルを見たら、その前の物語の続きかと思うじゃないですか‼︎
また別の高校生カップルが登場。忙しいなぁ、もう‼︎
尾崎は、体育を見学している。何故なら、彼氏の小池が昨夜張り切り過ぎて、腰がダルいから。
っていう、いかにもあるあるなショートストーリー。
◆「記憶のカケラ」
ここまでずっと高校生だったのが、大学生のカップルに。
事故で記憶を失くした金井は、見舞いに来た小宮を見るなり「俺の恋人だ!」と言い、
ラブラブぶりをひけらかして、小宮と友達を驚かせる。
他のことは何も思い出せないというのに、金井の真意とは…。
そして、小宮の隠された想いとは…。
という、中編とまでいかないけれど、他の作品に比べて少しだけ長いショートストーリー。
多分、これを表題作にしても良かったかも。
二人のその後も読んでみたい。
◆「したことなくて」
書店員のバイトが、よく店に訪れる奥手のサラリーマンを上手いこと言って、美味しく頂いてしまう、ショートストーリー。
◆「空を見ていた」
またまた、高校生に戻ります。
つまらない毎日だと思っていた菊池は、いつも一人、空を見ている大橋に心惹かれる。
大橋に惹かれることで、空が、雨が。いつもの教室が。
いつか特別なものになっている。ちょっとだけしっとりした、ショートストーリー。
◆「キスしてほしい」
奥手の委員長は、女子にモテたいからと、いつも女子に追っかけ回されている佐野に手ほどきを受けたいと願い出る。実は佐野が逃げてたのはゲイだからなんだけど⁈
手ほどきといいつつ、身体をいいようにされ、結果好きになっちゃうっていうあるある展開です。
◆「雨男」
会社の先輩 × 後輩。
転勤の準備の荷造りをしていると、後輩の沢口が押し掛けて来た。
雨の日に濡れて。必死で。
沢口が何を言いたいのか、本当は分かっている…。
これまたちょっとだけ詩的なショートストーリー。
ふぅ。一冊にぎゅっと。9編のショートストーリーを忙しく詰め込んだ、BLシチュあるある作品集。
アイディアは分かったので。いつかじっくり物語にして欲しいなと思いました。
少しだけしっとりした詩的なものもあるけれど、山田くんみたいな天然おバカ受けみたいなテンポの良いものも楽しそう。