条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
isekai no hanayome
電子立ち読みで気になったので購入しました。ほとんど人外CPの短編集なのですが、最後の2つのお話には、人外が完全に出て来ません。
テンポ良く、割とあっさりめに進みます。受けの顔がどの話も大差がないようで、気になる方は気になるかもしれません。
ひとつひとつのお話の設定や内容は好きだったのですが、欲を言えばもう少しいちゃいちゃしているところが見たかったです。基本的に相思相愛CPなのが嬉しかったです。
人外もののみ、さらっとCP傾向と内容のネタバレをします。NTRやリョナなどダークなお話はありません。人外純愛ものです。
「異世界の花嫁」
プレデターのような見た目の人外×天涯孤独の人間の男の子
昔攻めが受けに助けられ、受けを迎えに行く約束をして、とうとう20歳になったので迎えに来た…という話です。
アプローチの際は人型ですが、えっちは人外姿で触手もでてきます。
「見つめる先に」
受けを見つめるだけの人間の男の子×オカルト好きの人間の男の子
攻めと受けは両片思いなのですが、友達の枠を出られません。あるとき受けの様子に変化があり、その原因を問い詰めたところ、人外の触手で…という話です。
これは若干の3P…?要素があります。なかなか進展しなかった二人を、触手がアシストしながらえっちさせていました。触手からの挿入はありません。
「ぷるぷるふるえるフィーリング」
ストーカー気質?の人外×ほだされる人間の男の子
ある日バイト先で先輩から、ペストマスクをつけた長身の人外を紹介されます。はじめは見た目の怖さや神出鬼没さに怯える受けですが、一緒に過ごすうちに絆されます。えっちのときはマントの下からスライム?触手?を伸ばしていました。
人型の姿がイケメンでした。
「赤色の縛り」
吸血鬼×少しだけ意地っ張りな人間の男の子
10年前に結婚の約束をしていて、10年経ち思い出の公園で再開します。攻めが受けを同族にしようと付きまといますが、受けはまんざらでもありません。同族にしていいと許しをもらった攻めの顔が可愛かったです。
可愛らしい絵柄の短編集です。
タイトルにも書いたとおり触手人外多めです。
言ってみれば、触手にエロく攻められる可愛い男の子、というシチュエーションを楽しむだけの話で、シリアスな展開や苦悩や葛藤はほぼありません。子供の頃に突然触手生命体と出会って結婚の約束を交わし、大きくなってから再会とか、突然触手生命体に見初められたバイトくんがつきまとわれ、ほだされる話とか、深く突っ込んだら負け的にあっさり展開するファンタジーです。
触手エロは好きですが、嫌がるところを無理やり触手に陵辱されるのが楽しいのであって、あっさり楽しく触手とヤっちゃうのは個人的にはあまり萌えなかった気が。まあ触手にかわい子ちゃんがヤられるビジュアルだけで萌える方にはオススメですけれど。
触手系のほか、吸血鬼×かわい子ちゃんの再会話と、現代物も2点入っていました。
現代物は、「あっそーなの?」みたいに唐突にくっついてエッチする感じで、ストーリーやキャラの感情の機微などはまったくない話でした。
評価は触手系が萌、現代物が中立。
自分の中でちょくちょくやってくる触手モノが読みたくなる衝動。この作者さんの触手系人外さんの出てくる話を以前読んだのでこちらも読んでみました。短編集といった形で、前半4作は人外モノ、後ろの2作は普通に人間同士のお話です。
表題作
「異世界の花嫁」
攻めの人外ハチ(本来の姿は触手)は死にかけていたところ何とか逃げ出し、助けてくれた子どもと花嫁として迎えに来ると約束して10年後にほんとに迎えに来ました。おそらく尺の都合上仕方ないのかもしれませんが、受けのソラくんの葛藤とか描くのに間がないので両想いなのに無意味に拒否ってる子、もしくはなんで好きになったのかよくわからないとなってしまうだろうなと思いました。まあ、なんだかんだお互い好きあってて幸せならそれでいいと私は思います。
「見つめる先に」
これも触手モノなのですが、CP自体は普通の高校生二人です。
この触手のカイロさんどういうポジションになるんですかね?受けの大友くんのセフレになるんですかね?3Pというのか、時田くんと大友くんのセックスのお手伝いというか?高校生カップルが結ばれるアシストをしてくれているので面白かったです。私はとても好きでした。
「ぷるぷるふるえるフィーリング」
人外から一目惚れされて付きまとわれて怖かったけど、案外悪いやつじゃない?っていう流れなのですが、この話はちょっと展開の速さについていけませんでした。
失踪期間と本来の姿になにか関係があるんだと思うんですが(見つめる先にのカイロさんも人型とるのに時間かかっていたので)短編なのでおそらくこれだけ読んだ人は意味が分からないと思いますし、世界観が一緒と判断していいのかに少し迷いました。
「赤色の縛り」
吸血鬼ものです。こちらも表題作と同じで幼いころに出会った吸血鬼と10年後にまた会おうねと約束をして、吸血鬼仲間にするために再会する話です。
吸血鬼になるためにお互いを噛むのですが、牙が可愛いしえっちでした。
他の2作は「ぼくらの青春」が、好きな子に今は部活頑張ってIHで優勝するという目標達成してほしいといわれて付き合うために部活頑張って、付き合ってエッチするという話で、「キスの演習」は、ずっと好きだった相手が女の子とキスがちゃんとできるか不安だというので練習と称して何度もキスしてるうちにお互い好きってなる話です。
私はこの作品には人外萌えを求めていたのでこの2作には特に何も感じませんでした……おそらくこれをわざわざ求めて読もうと思う方にはそういう方も多いのではないかなと思います。
人外モノの方は本当に貴重な供給源なので感謝です。
「人外攻め×絆され可愛い受け」がメインの短編集です。短編集なのであまり細かい設定や深いストーリーはなく、「気づいたら相思相愛で、勢いでえっち、ハピエン」みたいな流れが多いです。
テンポが異様に早いので、頭空っぽにして短時間でサラッと読むのがちょうど良い感じです。
要するに、作者さんが描きたいところをたくさん描いたよ!って感じです!きっと!(勝手にすみません)でもそういう気持ち大事!!ここ評価ポイント!あとは、触手プレイでぐずぐずにされる可愛い少年が眺めれたのは良かったです。