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me ha kuchihodo ni mon wo iu
どっちの話も面白かった！
会社の後輩×先輩の歳下攻めのお話と、そのスピンオフの二編が入っています。
どっちも個性的で面白かったです。
「目は口ほどに物を言う」
主人公は面倒見のいい会社員。
明るくフランクで話しやすい、気遣い屋なのに押し付けがましくない…こんな先輩いたらいいなあって感じの先輩の鏡みたいな人。
一方の後輩は、仕事はできるのに性格が応用が利かないというか、空気が読めないというか、真っ直ぐなのに固すぎて周りから嫌煙されています。
そんな後輩がおまえはよくやってるよ、ナデナデ。というタイプの先輩になついてしまうのはすごく自然で可愛くてきゅんとしました。
カタブツに見えるけど、中身はワンコなんですよね。
すれ違いもありますが、とにかく可愛い作品でした。
「ヤってみなくちゃわからない」
もう一つのスピンオフ
これも可愛いかった。アホ可愛いというか…オネエとサラリーマンのお話です。
こっちも笑えて萌えてよかった。
春山モトさんの本、既刊は少ないですが、最近知ってつぼにはまるものが多いです。次回も期待しています。
ギャップ萌えMAX！！
「目は口ほどに物を言う」 7割
「ヤってみなくちゃわからない」3割
【目は口ほどに物を言う】
無口新入社員×明るい先輩で、タイトルに相違なくまさに！という感じでした。
不愛想で無口クールな後輩を思って、受けが色々お節介を焼いていたらワンコのように懐かれて、ついには絆されていったお話。
もう攻めのギャップがめっっちゃ可愛いです！！
やっぱり無口な分、感情が見えた時の威力は凄まじい…。
そこにやられてしまった受けの気持ちも分かります。
【ヤってみなくちゃわからない】
オネエ×チョロい年上で、「目は口ほどに物を言う」に登場した受けの同僚のスピンオフです。
理想の高すぎる受けがある夜、まさに理想とする女性と出会い、そのままホテルへ行ったところなんとそいつは男だった…！
同性とはできないと拒否するも、「まぁヤッてみないと分からないよ」と攻めの誘いと酒の力も借りてあれよあれよとワンナイトして…というお話です。
攻めが心配になるくらいチョロい受けが可愛らしかったです。
先輩、こんなにチョロくてどうするの⁈ 可愛すぎて、これはもう仕方ない。
可愛い過ぎる平野先輩にきゅんきゅん♡ されっぱなし。
これはもぅ、無自覚天然受け。
無口で、大人しい後輩、三浦の朴訥過ぎて不器用なところを放って置けなくて。
何かと世話を焼いているうちに、懐かれてしまう。
懐かれ過ぎて…。距離感を間違えて、先輩をビビらせてしまう三浦。
しかし、三浦はイケメンだしで。そりゃ真摯に迫られれば、落ちますよ‼︎
最初から読み返してみれば、気遣ってくれて、可愛い顔して笑いかけてくれれば、
そりゃ三浦もその気になりますよ‼︎ってなもので。
男だから、性的な意味でもガンガン迫ってくる‼︎
好きで、触りたくて。ぎゅうぎゅう抱き締めてくる三浦に翻弄されっぱなしの平野先輩。
だけどこれは、もう、平野先輩が可愛いから仕方ない♡
普段ぼーっとした三浦が、平野先輩の前だけで見せる、必死な泣き顔、レアな笑顔。
そういうのも可愛いくて。とにかく甘あま♡
同時収録は、当て馬にはならなかった、平野先輩の仲のいい同僚、牧さんが主役の
「ヤってみなくちゃわからない」
牧さんも、平野先輩同様、チョロ過ぎます。チョロかわ♡
酔って、ホテルに連れ込まれた美女がまさかの男⁈
「私の見た目が好みなら、やってみたら案外気持ちいーかもしれないわよ？」と言われ。
『それもそうかも。』と、アッサリ流されてしまう牧さん。
その無防備さに絆されて、ちゃんとしようとする瀬尾だったが。
ガッついて来ない瀬尾に焦れて、煽ってしまう牧さん。
もー、チョロくて瀬尾も心配しちゃいます‼︎
平野先輩と牧さんは、ネコちゃん同士で、無防備同士なんですねー♡
彼氏たちはこれから心配が尽きなさそうです。
