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dakedo ashita no hanashi wo siyou
大学生の茜と、サラリーマンの恵介は恋人。
茜には双子の兄弟が居て、二人とも同じ人=恵介をすきだった。
茜には秘密がある
・・と言っても、恵介は気づかないふりをしていただけ。
必死で、努力している茜の気持ちを汲んでいた。
茜が悩む必要があったのか分からない、
・・茜がそれを振舞い始めた動機が少し弱かったように思う。
双子の茜とメイ。2人の家庭教師に恵介が現れ、その後、メイと恵介は恋人になります。
しかし.......茜がメイを突き放した際に事故にあってしまい、メイは帰らぬ人となってしまいます。
そして、茜が罪を償うためにメイの代わりとなります......。
とても重たく切ないストーリーですが、愛に溢れており、とても心に残る作品でした。
タイトルが、本編を読んだあとだとさらに感慨深いものがあって素晴らしいです......
攻め・恵介のそばで一途に頑張る受け・茜は可愛いし萌えるんです。
でもなぜかもやっとする……。
この話、双子とその恋人の三角関係なんです。
回想を時系列順に並べてみます。完全にネタバレなのでご注意を。
家庭教師としてやってきた恵介と同時に出会った双子の茜とメイ。
茜は恵介に好意を抱くが、同様に恵介に惚れたメイが先に告白し恵介と付き合い出す。
元々メイにコンプレックスを抱いていた茜がグレる。
茜を心配した恵介が茜を迎えに行くのを見たメイは、恵介をとらないでほしいと茜の腕を掴み、振り払われた衝撃で車道に飛び出し轢かれて亡くなる。
自分のせいだと思いつめた茜は、メイの身代わりとして圭介と付き合い始め、3年たち現在に至る……。
メイは本編開始時点では亡くなっているし、メイ視点はまったくないので本心はわかりません。
茜が圭介を好きだと知らないで結果的に出し抜く形になってしまったのだと思いますが、だとしたら鈍いし、計算なら怖すぎです。
殺されて当然というほどではないので、死んじゃって可哀想であんまり悪く見えませんが、生きてたらめちゃくちゃ感じ悪い恋敵です。
気になるのは圭介の乗り換えの早さ。
数年後に再会したとか死後に出会ったというならともかく、メイが亡くなった直後、いくら慰められたからと言ってすぐ茜と付き合い出すのはどうなんでしょう。
案の定、メイのことが忘れられず、茜と付き合って3年経っても寝言でメイを呼び、茜を傷つける始末。(個人的にこのシーンは本作の一番の萌シーンでもありましたが)
この人、メイが生きてたら絶対茜を選ばないと思うんです。たらればいってもしょうがないですが、本編終了後時点でもメイが実は生きてたとなったらメイを選びそうに見えて……死んだ恋人との間に優劣つけるのはナンセンスですが、身代わりじゃない茜が好きと言われても、メイの次にかな、と疑ってしまい。
茜はメイが生きてるときから圭介が好きだったのに、結局茜が選ばれたのはメイが死んだからのように見えてしまいました。
双子身代わりネタは好きですが、でもなにか物足りなく……つまらなかったわけではないので萌評価にしました。レビューというより感想になってしまいましたが、身代わりネタ好きな方にはおすすめです。