モブと王子様　～ちょっとえっちなお手伝い～

このサブタイトルに期待してはいけない。とってもピュアっピュアな恋物語。

陽一は、姉二人の影響で、物心ついた頃から少女漫画を読んで育ち、少女漫画の様な恋を夢見る、ピュアっピュア男子。だが、そのルックスは少女漫画に登場する様なものでは無く。自身でもモブと自称する至って地味で、クラスでも埋もれてしまう様なルックス。
そう、いつも女子に囲まれている、天野の様な、キラキラ男子にはなれないのだ。
ある日、陽一が、雨の日に困っている天野に傘を差しかけた事をキッカケに。
天野は陽一に懐いてしまう。
そんな折も折、陽一は、天野の仕事を手伝う事に。
天野はそのキラキラの容姿とは裏腹に、ロリ顔少女のエロ漫画、同人作家だったのだ‼︎
あまりのエロさに、顔を真っ赤にしてドン引く陽一。
「ふ…不潔だ……っ。」
恥ずかしがる陽一を見て、思わず萌えてしまう天野。
赤くなる陽一。きゅんきゅんする天野。
天野のきゅんきゅんが、ムラムラへと変わっていき、そして独占欲へと変わって行く。
陽一は無自覚に煽ってしまいながらも、自分の中に芽生えつつあるモヤっとした気持ちに戸惑う。
きゅんきゅん、ムラムラ、モヤモヤ、ドキドキ。
陽一の初めてのキスは、『大好きな運命の相手と。』と、大事にしているという、そのピュアさ。
それを大切にしようと頑張り、結果、少女漫画の様に告白する事になってしまう天野。
終始甘あま。嬉し恥ずかし、ラブコメです。
ピュアっピュアなまま終わるので、陽一の首筋にエッチなホクロがあって気になっちゃうとか。
実は途中からエロ漫画の主人公の少女が、陽一をモデルにしてるとか。
天野の妄想が炸裂してそうなんですが。そこは詳しく描かれて無くて残念。
描き下ろしも、天野は、萌え過ぎて手を出せないみたい。
萌え過ぎて、可愛い陽一を前にしてはイッてしまうという…。
サブタイトルの「〜ちょっとえっちなお手伝い〜」プレイが出来るのは、いつになることやら。