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図書館でムカつく白衣の男と出会った受け。うっかり怪我をしたところ、その男に突然血を舐められた。訳がわからないけれど、もう二度と会うこともないと思っていた矢先、応募した病院事務の面接でその男と再会して…。
傲慢で暴言吐きまくりのいけ好かない医者と、貧乏求職中の天然青年のファンタジーラブコメディです。
カップリング的にはウサトラの攻め受けと雰囲気が似ていました。見た目も受けは20代ですが小さい眼鏡っ子、攻めはがっしり長身という体格差カプです。
攻めがかなりの性格の悪さというか、大人げのなさでした。対人的なスキルが皆無で社会性に欠けるので、最初の頃は特に攻めに好印象が抱けませんでした。攻めの兄が出てくるのですが、そちらの方がハンサムだし優しいし、こっちとくっつけばいいのになーなどと思ったりも。(その後、兄の違う意味でひどい性格に、そんな考えは無くなりました)
でも、そんな暴言キャラがだんだん受けに心を許していくのには萌えました。攻めは四六時中マスクを付けていて、それにはある理由があります。そして受けもある秘密を抱えていて、その秘密が共有されることで距離も縮まっていく感じ。
ただ、その距離が縮まりきらないうちに終わってしまった印象でした。エッチもなく、ファンタジー的な設定もキリの悪いところで終わってしまった。これでエッチがあり、ある程度ケリがついて終わっていたら神評価だったのになと思います。
まあ作者さんによると、上手くいけば続きが出るかもしれないとのことで、そちらに望みをつなぎます。…本間アキラさんの「以下続刊」にはあまり希望が持てませんけど。(笑)
もう1本別のお話が入っていました。そちらは港に立ち寄った漁船の漁師と、その港でスナックを営む母の手伝いをしている息子のお話です。
息子・受けは可愛い顔立ちだったので小さい頃から母親に女装させられていて、27歳になった今でも女装をして店に立たされています。
そこに漁船の乗組員たちが客としてやってきます。その中にいた1人の漁師・攻めが女装した受けに一目惚れ。腹筋バキバキで褐色肌の男くさい見た目とは裏腹に童貞という24歳です。
攻めたちが港に滞在するのは1週間だけで、その刹那感や、男だということを隠している状況などがなかなか萌える作品でした。
こちらもほぼエロ描写はなしでしたが、描き下ろしの短編にてちょろっとだけエッチがありました。童貞攻め可愛くて萌えました。
「1」って付いてなかったので、安心して買ったのですが、
えっ?これで終わり?……という感じで。
安定の本間さんっぷりでした……orz
キャラクターも相変わらずの大と小な感じで、既視感ありありですが、
設定がなかなか面白かったなと!w
表題作よりも、同時収録の「海の住人と……」が面白かった!
受の裕也くんが、いつものちまちまとはまた違う可愛さv
ちょっと強気なんだけど、好きになると可愛いタイプ。
攻の健くんはカッコ可愛いv
こちらも、いい意味でこの先が気になる二人ですv
本間さんは短編の方が安心して読める気がします。
本編も、設定としては面白いし、次が読みたい気もしますが、
長くなると色々うにゃむにゃになりそうで怖い……という微妙な心情!
あぁ! それでも続きを期待してしまう!
じつに複雑ではありますが、短編の方も面白かったので「萌×1」で!
ちなみに、電子限定の書き下ろし、面白かったです!v
お兄ちゃんとお母さんが気になる!w
2作品収録。
事前情報ナシで読み始めたのですが、予想外の内容でした。
「Be MONSTER」
表紙の謎めいた男の子の目と裏表紙の牙を覗かせる男からのイメージで、ホラーテイストのゾクっとくる話かと思いきや。
確かにホラーテイストはあるけど、なんだか不思議な作品でした。もっとはっきり言ってしまうとヘンな話。
イケメン医師がどうやら吸血鬼というのはいいとして。
いい匂いの血を持つ少年はなんと口裂け女の子供です。
そして何より、BL展開ありません。
イケメン医師は超口が悪くて貧乏人とか棘のある言葉ばっかり言うし、Lが無いの。
正直これからってところでお話が終わってしまうのでちょっと物足りない。
「海の住人とは恋はしない」
「ソルティー・ラブ」
こちらは打って変わって現実に即したお話。
港の近くで母親の営む飲み屋を手伝う裕也は母の意向で女装して接客をしていたが、若い漁師が裕也/ユリアに一目惚れして…
…と始まります。
男とわかってガッカリなはずだけどそこはBLマジック。いや、海と波と夕陽と次の日からまた漁に出てしまうという時間のマジックなのかな。
このお話にはLがありました。
全然違うテイストの2作品でギャップがありますね。
絵柄はスッキリと読みやすく、イケメンはとてもイケメンです。
総合「萌」で。
いちおう、作家買いです。
でも、本間さんがよく描く態度の大きい横暴攻めと、ちんちくりんなオドオド受け(でも切れるときはごういん)というカプで、またこれか、という気分にも・・・・・・それが悪いわけではないんですが、兎オトコ虎オトコの完結は宙ぶらりんのまま、坊主の話も進行中で、また同じパターンが出てくると、さすがにちょっと・・・・・本間さんのほかの本を一冊も読んでいなかったら、きっと楽しめたようなきがしないでもないんですが、いつも読んでいる好きマンガ家さんの本だと期待してしまうので、これは少々期待はずれでした。