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seihuku no oku ibitsu na hatsukoi
ただの両極端恋愛話は物足りないという方へ。
ゲイの男の子(優等生)杉原と目立たない窓際の子成瀬の交流ってだけで成り立つところ、実は影で家庭教師との行為を見てしまう(あの目怖いな〜)シリアスに巻き込まれていき、最終的に成瀬が支えを見つけ成長出来た話で終わる。
いくつかの要素があり読んでいて中弛みが少なかった。その幾つかの要素をうまく収めた分、もう少しずつ掘り下げて欲しかった感もあるけれど、読後はスッキリしました。録音証拠とっとけばもっとバッチリだった。
杉原の言う成瀬の「貴族感」もっと欲しかった(笑)でも最後には甘い特典が待っていて、若干トラウマありげな台詞が悩ましくて良かった…
Kindle Unlimitedより。
絵柄がわりと雰囲気があって、主役の二人のキャラも好みでよかったです。
繊細な心情描写がある雰囲気の絵柄っぽいなと思って、
実際、ありきたりじゃない微妙な表情があってよかったです。
私的には成瀬の元家庭教師なしで、杉原と成瀬の心の交流が描かれる話だったらよかったなぁと思いました。
いくらエロい感じだろうと、強要されたり望んでなくての行為は嫌なので、元家庭教師が出てきてからは、どうなるのかとハラハラしました。
途中で読むのをやめる程ではないので、読んでしまったら最後どうなるかまでは気になるので読んでしまうんですが、こういうどうにもできないような感じに追い込まれての関係は嫌なので、いい意味でのドキドキじゃなくて嫌でした。
成瀬の父親も姉も冷たい人、嫌な人で、元家庭教師はずる賢く(母は存在感なし)、そんな家庭環境にいる成瀬が不憫でなりません。
終盤、杉原が成瀬の父親に元家庭教師の経歴等の調査が甘いんじゃないかと指摘して改めて調査されることになって成瀬の状況は好転しましたが、あんな冷たい感じの父親に君みたいな家庭環境の子とつき合わせたくないみたいな事を言われて、よく冷静にちゃんと杉原は言い返せたよねって思います。
姉からもなんか言われてたし、あんなアウェイな状況で言えるなんてメンタル強い。
ゲスな元家庭教師は経歴詐称がバレて、そこからはあっさり退場しましたが、逆にあっさりすぎて、成瀬に与えた精神的苦痛を思うともっとしっかりギャフンと言わせてほしかったです。
最後は成瀬と杉原は高校卒業後、二人暮らしでハッピーエンドでよかったんですが、解決の仕方とか、問題だった部分のその後が安易で、そんなうまくいきすぎな解決のさせ方をするくらいなら、元家庭教師とか家庭環境のシリアス部分がない方がいいんじゃないかって思います。
元家庭教師に関しては無理矢理が嫌いな私の好みによる理由が大きいですけど。
杉原が母子家庭じゃなく、あまり帰ってこない父親がいたから、調査が不十分だと言えたり、元家庭教師に経歴詐称や犯罪歴があったから退場させられたけど、それってどっちも現実的にはそうそうない事の方が多いと思うんです。
それがなかったらなかなか元家庭教師を遠ざけるのは難しく、高校生という弱い立場じゃ、もどかしいけどどうにかできなかったんじゃないかって思いました。
信じてももらえなくても、警察に言えばそれだけで家の汚点になるだろうと成瀬に言わせたなら、その線でやらせればよかったのに。
元家庭教師がなぜ成瀬の姉と結婚して成瀬の側にいようとしたのかもよくわからなかったし。
成瀬の姉と婚約しなければ成瀬は元家庭教師と恋人という関係に納得してたんだから、そのまま成瀬と恋人でいて、大人になってから一緒に暮らすとかすればよかったと思うのになぜ?
恋人の姉と結婚して体裁を繕って、恋人と親族になって側にいたいというおかしい考えの人だったってことなの?
側にいるっていったって、姉と元家庭教師は結婚後に実家で暮らしたとしても、成瀬はいずれ出ていくと思うんだけど、成瀬が大学も実家から通うと考えてたとして、高校、大学の間だけ同居するつもり?普通少なくともその後は成瀬が家出るだろうし、そもそも世間体とかを重んじる家なら、長男の成瀬が家に残って、姉は結婚後別居になるんじゃ?とか考えると、なぜ姉と結婚が成瀬の側にいることになるのかイマイチ疑問がわきますし、そこら辺に触れてないのもうーんと思います。
元家庭教師とのエロいシーンと障害として描きたかっただけで、元家庭教師の成瀬に対する思いがどういうものなのか等はあまり深く描くつもりがなかったってことなのかなぁ。
あっさりすぎる解決で、元家庭教師の存在が中途半端だなぁと思いました。
成瀬の家も、親がエリートで冷たい家庭って感じで、問題ありですが、こちらは元家庭教師が経歴詐称してたのがわかった後、父や姉がどういう反応をしたのかが全く描かれていません。
こっちは全然ギャフンがなくてモヤモヤが解消されないです。
成瀬の真剣な訴えを聞いても、無駄な時間だったと言うような父親が改心する事はないだろうし、こういう家庭は、大学出るまではなんとかやり過ごして、その後、家を出て縁を切るしかないだろうと思うから、家庭問題も解決した!なんていう結末は望んでないけど、せめて大学卒業までは我慢するとかなんとか、こうしようと思ってるって事を成瀬に言わせてほしかったです。
なんもないまま終わるなら、そういう家庭の問題を出さなきゃいいのにと思います。
元家庭教師も家庭問題もそれなりにシリアスに出したのに終わり方があっさりすぎて、触れなさすぎて、中途半端だなぁと思いました。
とにかく私は元家庭教師がすごく嫌だったんですが
彼の行動理由等をちゃんと描かないなら彼は登場させないで
家庭問題くらいにしておいて、その分、成瀬と杉原の心の交流を描いてほしかったなと思いました。
そういう雰囲気を持ってる作品だなと思ったので。
kindle unlimited
ちょっと絵的に地味な感じはあるものの、ふたりの関係の変化がじっくりと描かれていていい作品だと思います。
ちょっともどかしいような感じがたまらない、高校生同士の初恋もの。
クラスメイトの成瀬がなにかと気になる杉原は、ある日教師から成瀬に勉強を教えてやってほしいと頼まれる。それをきっかけに、教室ではいつもぽつんとしている成瀬と距離が縮まったように感じられて嬉しい杉原だが、ある三者面談の日の放課後、校内で目隠しをされて男と絡み合っている成瀬の姿を見てしまい…。
ここから成瀬を脅して無理矢理…という展開にならず、自分も彼をそういう目で見てたことに気づいた杉原が、後ろめたい気持ちになってしまうのがよかった。杉原は明るくて友達が多い子だけど、チャラ男というわけではなく恋愛や性に関してまともな感覚を持っているので、成瀬もそういうところに惹かれていったのだなということがわかる。
杉原からもらったごくごく普通のアメ玉を、大事に持っているところなんか、いじらしくて可愛くてキュンとした。
成瀬に肉体関係を強要していた男は、元家庭教師で、実はお姉さんの婚約者。こいつが本当にドクズで、最後は成瀬が勇気を出して親に告発するので退場となるわけだが、大人が高校生に…というのは立派な犯罪だし、警察に突き出すくらいのことはしてもよかったんじゃないかなと思った。
卒業後、ふたりはめでたく二人暮らしをはじめ、幸せそうに暮らしているのがわかってホッとしたのだけど、成瀬は両親と和解できたのかな。そこだけちょっと気になりました。
ゲイの自覚がある高校生の主人公・杉原がひょんなことからクラスメイトの貴族こと成瀬に勉強を教えることになって…というところから始まるストーリー。
まず、成瀬のマイペースなところがとっても可愛い!小動物のような愛らしさと独特の色気が素晴らしいです。主人公の杉原はなんでもできる秀才型だけど、意外と苦労性なのかな…? 成瀬の一挙一動にアワアワしているのが可愛いので、これから成瀬にもっと振り回されて欲しいです…。
そして元・家庭教師と成瀬との濡れ場がめちゃくちゃエロかった…!これからの展開がめちゃくちゃ気になります…!!メインのふたりの濡れ場が今から楽しみです♥♥