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netsujyou drawing
美大生とそのデッサンモデルのお話です。
美大生の大輝(攻)は、たまたま公園で目が止まった文房具店店主・祐介(受)をデッサンモデルに誘います。
そして...その素晴らしい身体・筋肉に見惚れ、手を出します。
軽くて子供っぽい大輝のペースに飲み込まれていくうちに祐介は祐介で、舐め回すように見られてあらぬことを考えてしまいます。
そして、一線を越えてしまいます。
BLによくある「俺が何とかしたげよっか」ではなく、「「俺が何とかしたげよっか」みたいなのどうよ」」って!どうですか!これ!せっかくだからよくある展開のあれしません?っていう大学生らしいこのノリ!1番の興奮ポイントでした。
それから、攻の子供っぽさが際立っていてより年の差を感じる作品になっているところも萌えポイントでした!!!
言われるまで独りよがりで自分勝手な行為に及んでいた大輝(攻)!可愛すぎんか...この2人ならリバもありですね......
ストーリーも、青春真っ只中の大学生とその人生に絶大な影響を及ぼすことになる大人を描いていて、綺麗にまとまった作品だと思います!筋肉良......
ジャケのデザインに惹かれて読ませていただきました。
年上の素晴らしい腹筋がまた良きですし!
ところが美大生の大樹が冒頭から結構な強引さでうーんとなってしまいました。
若いから、素直に感情を出してわがままくらいが丁度良いのかもしれませんが
祐介のように大樹のおねだりが可愛いと思えませんでした。すみません。
気を遣い過ぎても年下らしくないんでしょうけどね…。
祐介はきっと頼まれたら断れないタイプなんだろうな。
あと、祐介が大樹より一回りほど年上のようでしたが
時々幼い表情もあったのでちょっと残念です。
言いたい事はただ一つ、受けの体が非常にエロい!それだけです!
ストーリーは、なんというか可もなく不可もなくという感じでした…付き合うにはそれなりの経緯があって欲しい派なので微妙だなあと思ってしまいました。
でもほっっんとうに受け様の体が素晴らしい!最近のBLってか弱そうな男の子とか細め、薄い体の男の子の受けが多いように見えますがやっぱり筋肉質な体こそ至高だなと思いました。
電子版で読みました。
文房具屋を営むイケメン・祐介は、美大生の大樹からデッサンのモデルを頼まれる。
デッサンをするときの大樹の真っ直ぐで真剣な視線や自分の体に触る手に、祐介はうっかり反応してしまい…。みたいな始まりです。
デッサンをしているときの大樹の表情って、スポーツ選手がオンとオフでは全くの別人に見えるような切り替えなんだろうな。ふだんが人懐こいわんこなだけにギャップがすごそう。
明らかにおばさんを「お姉さん」とナチュラルに呼べる人たらし気質だし、直情型で可愛いです。
祐介の方はジムで体つくったり、誘われればフットサルでもボルダリングでも行くよ!というフットワーク軽い系リア充イケメン。街の文房具屋にしておくのはもったいない人材。
最近男同士だけどノリで、みたいな心理を少し理解した作品を読んだのですが、こちらもそういうノリでした。どっちもノンケです。
ふつうの(と言ってしまうのは語弊があるかな)女性なら友達同士とか同性にムラムラする感覚って皆無なんじゃないかと思うのです。むしろ同性のそういう空気に当てられたら若干の気持ち悪さと居心地悪さしか感じない。嫌悪感と言うか。その辺が男性と女性の生理の大きな違いなんでしょうけど、「勃っちゃったんだからしょーがない」「まあ、面白そうじゃん」っていう、その場だけの好奇心で、「お前を!抱きたい!!」っていう感情抜きでも大丈夫なんだなあ、と。
BL読み始めの頃はどうしても「触れ合う、体をつなげる」=絶対に何かしらの感情があるもの!という考えが拭えなくて、セフレとかビッチ設定に苦しんだものですが、成長したもんだ、自分。
関係ない話が長くなりましたが(・_・;、本作も最初は本当に軽いノリであっけらかんとやっちゃいます。
入りは軽いんだけど、その後の大樹の突拍子なさがいい。
子どもらしい因果直結思考でどんどん突き進む。
対する祐介の反応はまさにおとな、と言うか、「抗うよりも、まあいっか」的大人。
「まあいっか」で同性で付き合えないとは思うけど、それは置いておいて。
この子どもの感情と大人の諦観や絆され、余裕のコントラストが絶妙でした。
大人である祐介の方がリードして大樹に「相手を思いやること」を教えていく過程も良い。
常に一歩引いた感がある祐介が、大樹の持つ熱で変わっていく経緯も自然でした。
読んでいる自分が完全に大人なので、大樹のような発展途上の葛藤も分かるし、祐介の引いた感じも若い熱に巻き込まれる高揚感も共感できる。
えちぃシーンもただただ組んず解れつじゃなくて、大きな意味を持っていたのも良かったです。
最初は「ちょっと読んでみるか」というくらいの気持ちだったのに、読み終わったあとは「先のふたりも見てみたい」と思えた、予想をはるかに超えた作品でした。
一冊丸ごと表題作です。
以下、ざっくりとしたあらすじと感想を。
文房具店店主の祐介は、休憩中に自分を描いていた美大生の大輝と知り合う。
大輝はもっと祐介を描きたいとモデルを頼み、その大輝の人懐っこさも手伝い、祐介はモデルを引き受ける事になる…。
大輝×祐介の、年下攻めです。
大輝が無邪気というか図々しいというかグイグイくるタイプで、大人な祐介はそれに「仕方ないな」と流されるほだされ受けになります。
この大輝の性格が、ウザさと可愛さの紙一重な感じでした(^^;;
モデルになった祐介がつい大輝の視線で勃ってしまい、その流れでHしてしまい付き合う事になるんですが、2人ともゲイじゃないのに軽い…!
とはいえ年下らしい大輝と包容力のある祐介なんで、意外にもお似合いなCPとなってました。
2人とも黒髪なんですが、最初見分けがつき辛かったです。
読んでると大丈夫になるんだけど、もうちょっと区別して欲しかったかな。
年下攻めは好きジャンルではあるんですが、思ったほど萌えなかったです。
大した波乱もなく淡々と読み終えてしまったというか。
でも決して悪い読後感では無かったので、『萌』評価で…。