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hanami kou
ストーカーモノです。
タイトルの「花見コウ」、合ってるか分からないけど、ググったら囲碁言葉みたいです。
「どちらか一方には負けても大した損害は無いが、もう一方には負けたら大きく損害の出る手」というような意味だそう。
おそらく完結?まで読めたので、これで納得しました。
以下はネタバレ。未読の方、大どんでん返しは無いけど、あらすじは読まずに本編を楽しんでいただきたい。
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ネタバレです。
ざっくり言うとストーカーからそのままストックホルム症候群みたいな話です。
やや不気味程度だったストーキング行為ですが、割と早い段階で犯人が現れエスカレートの一途をたどります。
もうほぼ居候。主人公があまりにも受け身すぎて(多分ダメな人はダメだろうなあ…)、私生活にズカズカ入ってこられてるのに拒否できない。
コミュ力がイマイチで誰にも相談できず、自分で「まだいける、自分で解決しよう」と抱えてしまう受。そんな受が好きなので、私は楽しめました笑
決して多くはない登場人物が全員怪しく見える。
ストーカーとその友人が描き分け不十分?で似てるので、もしや多重人格モノか?と思ったけど違いました。
物語はほぼ明るい展開は無く、終始曇天のような雰囲気、綱渡りをずっと続けさせられてるような不安定感に苛まれたまま突き抜けます。
正直息苦しいですが、なぜか読む手が止められませんでした。
お互いに歪んでいて、合う歯車であるはずないのに、奇跡のような確率で歪み合った2人の人生の歯車が、ガチャガチャ言いつつも合ってしまった、みたいな感じの物語でした。
攻にやられっぱなし(本当にやられっぱなし)の受が、あまりにやられすぎて自分自身でも思いもよらない行動を起こす。
それでも攻は余裕だったんだが、さらに受のとった行動が、攻にとっては見放されたような気になり一気に形勢逆転する。
受にとって攻が今までに無い相手なのは明白だが、攻にとっても受が今までに無い相手になったんですね。
そこから急に、攻が可愛く見えてきました。
韓国の執着愛って本当に良い。
別作品名だして申し訳ないですが、キリングストーキング を思い出しました。あちらのほうがドス黒くて救いが無くてトンデモ展開なのですが笑
似てると思ったのは、攻がサイコだったのに、人格が卑屈に歪んでしまった受と一緒にいる中で、攻が最初は巻き込んだはずなのに、攻がいつのまにか受に振り回されてるようなところ。
相手を思いやるような愛など持ち合わせていなかった人間に、それに似た感情を芽生えさせてしまう受。
できればバックボーンとか描いてくれるともう少し人物像をつかめて読みやすかったかも、と思うけどそれはさておき。
色々な愛の形がある、と思わされた一作品でした。
荒削りな部分ももちろんあるのですが、それでもこの愛の話は、深みや味わいを感じて良かったです。
タイトルの花見コウ、結局、受攻、どっちが損害が大きいほうだったのかな?
攻なのかな???
そのへんも考えるのが楽しい作品でした。
絵は下手ウマだけどキャラのビジュアルが好きで、途中まで面白く読んだんですけど、攻めのストーカー行為がだんだん気持ち悪くなり読むのを止めました
特に受けのはっきりしない性格にもイライラしました
いっそ受け退散してストーカーの当て馬の男が主人公になれば良いと思いました
BLっていうか、普通に怖いんですけど…!ホラー漫画?
でもめちゃくちゃ面白くて、どんどん続きを読んでしまう。
すごいです。
横文字漫画です。
左から読むってことは、作者は韓国の方かな?
でも翻訳はちゃんとされていて、おかしいと感じる箇所はなかったです。
絵がとても好み。
最初は部屋の様子がおかしかっただけなのに、日にちがたつにつれ会社から帰るとご飯が作られてあったり、洗濯物が干されていたりとどんどんエスカレートしてきます。
しかも女だと思っていたら、男のストーカーで…。隠し撮りされた自分の写真が部屋一面に飾られてあったのときは私も怖かった。
さすがにやばいと思った主人公は会社の同僚も巻き込んで、ストーカーを探っていくという話です。探ると言ってもストーカーが自ら現れてくれるので主人公達は何もしてないんですけどね。
この同僚も一筋縄ではいかないキャラで、同僚VSストーカーの展開があるのですがそこが一番萌えました。攻め×攻めって感じがする。素敵!
なんか主人公は受け身すぎて意思を感じられない。
ストーカーの作り置きしてたご飯平気で食べるし、ストーカーが姿を現したらそのまま何も言えず一緒に寝ちゃうし。そのあと普通に暮らしちゃうし。Hもしちゃうし。
主人公も怖いよ。
まあストーカーは主人公のそのヤバイ部分を気に入ったようですが。
まだ完結していないようなので、どうなるのか楽しみです。
あとタイトルの花見コウって何だろう。