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hutari de iyouyo
かわいらしいタイトルとほのぼのした表紙につられてジャケ買いしたものの、中身はひとつもほのぼのしていませんでした。なんと2ページ目から虐待開始。こんな話だったのかよとおののきつつ歯食いしばって読了。
攻は6年もの長きにわたり受が虐待されるのを見てみぬふりします。一応最後は救い出すけれども。自身も連れ子で未成年のうちは義父に強く出れなかったにしても、もうちょっとなんかあんだろよという気持ちは否めず。
ただあまりに攻がボンクラ過ぎて、受が救いの手を待つしかできない子供というよりは、悲惨な境遇の自分をエサに攻を待ち構え罪悪感でがんじがらめにするジョロウグモという解釈もあり得るのでは。であれば欲しい男を得るためのど根性物語と言えなくもない? 主導権とって攻を翻弄してる様や耳打ちされてテレる攻のチョロさにを見るとこれ当たらずとも遠からずかもわかんねーなという気持ちです。つかそうでも思わないとしんどいっすわ。