有原さんの秘密の事情

ariharasan no himitsu no jijo

有原さんの秘密の事情
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×27
  • 萌12
  • 中立8
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
77
評価数
28
平均
3 / 5
神率
3.6%
著者
木下ネリ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
価格
¥639(税抜)  
ISBN
9784796410342

あらすじ

有原桂悟――どんな役でもこなし、数々の賞を手にしている実力派俳優。そんな有原とドラマで共演することになったアイドルの松下は、役をこなしきれずプレッシャーな日々。そんな折、うっかり楽屋を間違えたことで有原の秘密を知ってしまう。「クールでミステリアス」と人気な有原の素顔は、超甘党のほわほわ天然系だったのだ!それから二人の交友関係が始まるが、松下は素の有原と過ごすうちに惹かれていって…!?

表題作有原さんの秘密の事情

アイドル
俳優

同時収録作品あきらめの悪いボクら

人気俳優
大学生

同時収録作品触れてはじまる恋もある

大学生、坊主頭
大学生、坊主頭フェチ

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下あとがき

レビュー投稿数4

芸能界が舞台のお話

タイトルの有原さんというのが有名俳優なのですが、クールな演技派で売ってるのに本当は天然という秘密を抱えています。
本人は裏表があるつもりはなさそうですが…

この受けは年上ですが、守ってあげたい系可愛い系の年上ですね。
わりとさらっと読み終えてしまったので、あんまり頭に残らない感じがしてそれが残念でした。

しかし、この秘密って有原さんがプリンが好きだとか^^;事務所をあげてバレたら大騒ぎ!なほど重大な秘密なのかな??と所々思ってしまいました。
悪くもなかったんですが、個人的な評価は可もなく不可もなく~といったところ。
頑張り屋の主人公との組み合わせは良かったと思います。

1

サラっと読める業界モノBL

表紙の絵が好みだったので読んでみました。
3作品収録されています。
全体的にサラサラっと読めてしまう、ライトなBLです。


【有原さんの秘密の事情】
主人公・松下大貴は本業アイドル。軽い気持ちで引き受けたドラマの仕事に悪戦苦闘中。
そんなある日ひょんなことから、実力派俳優・有原桂悟の秘密を知ってしまいます。
クールでミステリアスな雰囲気がウリの有原ですが、本当は甘いモノが大好きのほんわかふにゃふにゃの天然系。
そのかわいらしいギャップに魅かれていく松下でしたが…。

まず、有原桂悟の秘密。
マネージャーが必死になって隠そうとしているのですが、実力もあり演技に支障をきたさないなら、別に問題ないと思うのですが…。
実際、演じる役と本当の自分は全然違いますという俳優さんもたくさんいらっしゃるし、甘いモノが好きなんて、ファンの女の子達が「えー、意外―!でも、かわいー♥」と逆に好感度が上がりそう。(私がマネならそこ利用して逆に仕事とって来ますよ。)
当て馬もどきも出てきますが、全体的にお話が浅く、何か物足りない作品でした。


【あきらめの悪いボクら】
高校時代からの同級生カプ吉川知章と橋本冬馬。
上京し、一緒に暮らしてから3年。
俳優としてどんどん売れていく知章と、ただの大学生でしかない自分を比較し、いつか置いて行かれるのではと不安になる冬馬でしたが…。

非常にベタなお話でした。なんとなくどこかで似たようなお話を見たような…。


【触れてはじまる恋もある】
坊主頭フェチの大学生・武内は、ある日理想の坊主頭を持つ時田に出会います。
一日一回坊主頭を触らせてもらうという不思議な関係の2人。
やがて坊主頭だけではなく時田自身を好きになっている自分に気づく武内でしたが…。

これも特にひねりはなくハピエン。

3作共通して感じたのが、インパクトが弱いこと。
そしてお話のパターンが似ているというか、どこかで見たようなベタな展開が多いです。

超・超・超・BL初心者向けの作品かなと思いました。

決して読みづらい作品ではなく、絵もキレイですが、もう少し深みのある作品が読みたかったので、物足りなく感じてしまいました。
今回は、中立寄りの萌評価とさせて頂きます。

1

ギャップ萌えできるかどうかが鍵

表題作はアイドル年下攻め×実力派俳優受けの芸能人もの。
普段クールでミステリアスな実力派俳優・有原さんの本性が、実はホワふわっとした甘党天然系であることを偶然知ってしまったアイドル出身の俳優・松下が、そのギャップに惹かれていくお話です。正直、有原さんが事務所の方針で普段は無理にクールな自分を演じているという最初の設定のところで躓いてしまって、私はあまりそのギャップにきゅんときませんでした(実力派俳優なのだから、別に普段のキャラが多少ゆるふわであっても、現場でちゃんとした演技をしていればそれでいい気がしまして…)。攻めは基本的にアイドルだけど全然チャラチャラしてなくて、純粋に有原さんを俳優として慕うワンコな性格です。でもどちらかというと、私は当て馬として出てきた有原さんの事務所の敏腕マネージャーの方が好みでした。
 2CP目は若手俳優攻め×大学生受けの元同級生もの。
 3CP目は髪にコンプレックスを持つ坊主頭の先輩×その坊主頭に一目惚れした坊主フェチの後輩の大学生もの。

 なんとなく、どの話もストーリーやキャラが今一つ、と思ってしまったので、評価は中立です。

1

業界もの

表題作は、アイドル攻めと人気俳優受けのカプ。
初めての演技の仕事に大苦戦の攻めが、楽屋を間違えたことで、クールでミステリアスな受けの「実は甘党で天然ホワホワ系」という秘密を知ってしまう…というお話です。

何というか、あらゆる展開に説得力や共感を覚えられない話でした。まず、クールでミステリアスなイメージで売ってる俳優が甘党で天然って、そんなに隠すようなことかなと思って…。演技力や実力がしっかりしてるんだから、実像が天然だろうが甘党だろうが、ギャップの一言で片付けられるような問題かと思います。
その上、その秘密を知ったアイドル攻めを、受けのマネージャーが脅す展開があり得ない。事務所同士の力関係がどうとかは書かれていませんが、一介のマネージャーが人気アイドルを脅すって…。脅して口止めするほどのネタじゃないし、そもそもそれくらい重大な隠し事ならヘタに恨みを買う方が怖いのでは。
さらに、ギャップに惹かれて受けを好きになった攻めが、受けの名前が芸名だったことに大ショックを受ける(俺、この人の本名も知らなかったんだ…!って)とか、アホかと思ってしまった。それこそ好きな人なんだったら調べろよ、と。
ここで妬く、ここで怒る、そういう感情の流れがいちいち理解できないので共感も感情移入もできず、アーソウナノネ…みたいなひとごと感でした。


同時収録作が2点。
ひとつは若手俳優×普通の大学生の同棲カップル。もともと高校の同級生で、古びたアパートで一緒に住んでいます。でも大学生受けは、攻めの人気が上昇してきたこと、高い腕時計をポンとプレゼントされることなどから距離を感じはじめます。
これもちょっと理解できない設定が多かったです。古いアパートに住んでるからファンなどに見つかりそうで怖い、だから別れようかという受け。いや、攻めが稼いでるんだから、別れを選ぶくらいならセキュリティしっかりした住居に移れよ、と思っちゃった。あと高い腕時計を指摘したモブの反応がヘン。「おい、これ20万くらいする時計だぞ! こんなのプレゼントしてくれる知り合いがいるのかよ!」って大騒ぎ。ケタがひとつ多けりゃともかく、なんで「知り合い」からもらったと決めつけて騒ぐのか。普通親に買ってもらったと考えるんでは…。


もうひとつの話は、坊主頭の攻めと、坊主フェチの受けの話。可愛かったけど、やはり少々展開に無理が。


絵は綺麗でした。でも表題作攻めの鼻の横に正体不明の線があり、なんかホコリでもついてるのかと勘違いして毎回こすってしまいました。

1

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