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kimi no ashi ni kisssasete
1冊まるごと1カプです。
タイトルから足フェチの話なのかと思ったのですが、違ってました。
ただ受けの脚を好きな人でした。
そして、脚にキスするシーンは無かったです。
地味でコミュ障な烏丸月(受け)はデザイナーの父に頼まれてレディース靴の足モデルをしています。女装して靴モデルをすることは楽しいと思っていますが人には絶対知られたくないとも思っています。
そんな月の前に父親のレディース靴のファンで学校の先輩で読モの久賀直央(攻め)が現れます。いつも人に囲まれていてキラキラしている直央のことが憧れているけど苦手でした。そんな直央に偶然脚を見られ、靴モデルのことがバレてしまいます。直央は月の足を綺麗で好きだと言ってきます。
それ以来、直央は月に構うようになり、月は直央がモデル仲間の由井と共に企画している小さいファッションショーや卒業式の余興に出たりと少しずつ人との交流を深める事ができるようになります。
月は父親や叔父から小さいときから可愛いと言われていたのですが、逆に不安になり自信が持てないでいたのですが、直央に少し強引に誘われる形で少しずつ挑戦し成長していきます。
どちらかというと直央と一緒にいることによって成長する月の話がメインで恋愛的には本当にゆっくりです。
モデル仲間の由井がかる~く当て馬として出てきますが、とてもいい人で、強引に割り込んだりするわけでもなく、率直に想いを告げたり、悩んでいる月を諭してくれたりちょっと当て馬というよりは優しいお兄さんという感じの人でした。
私の読み込みが甘いだけかもしれませんが、月の脚のことが好きだったと初めに話していますが、月自身のことはいつ恋愛の好きになったのかよくわからなかったのが残念です。
あと、直央が月のことを二人称で呼ぶのときに「アンタ」なのがすごく気になりました。側に他の人がいる時は「月」と呼ぶのでなんか違和感が。
絵はとても綺麗でした。表紙よりも中のほうがよりキラキラしていました。途中ギャグ顔になるところも結構あるのですが、それはそれでとても可愛らしくて良かったです。
絡みは番外編で一度だけ。そんなに濃くはないけれどこの二人ならこんな感じかなというもので、私としては良かったと思います。最初、おどおどしたり自分なんてといっていた月が積極的に動けるようになって(自分で迎えに行ったり)成長したなぁと感慨深く思いました。
私はフェチな話が好きなので、足フェチの話だと思っていたのに、そうでなかったのでちょっと拍子抜けしましたが、全体的には良かったと思います。
私はあまり気にならなかったのですが、月が少し女性に見えないこともないのが気になる方もおられるかもしれません。