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super darlin' shikkaku
うーーーーーーーーーーん。
読み進めるうちに、自分の眉間に皺が寄っていくのが分かりました。
BLでは度々見かける「好きな相手に近付こうとする女子を悉く自分に靡かせる」という行動が、どうも苦手で。
その方法で、悪い虫から相手を守ってるつもりなのがなあ…。
靡かせるだけじゃなくて、毎回食っちゃってます、こちらの攻め。
おかげさまで「女をとっかえひっかえ」というレッテルを貼られているものの、その悪評を「俺のために!?(キラキラ)」って感動秘話に思える受けもどうかと。
設定自体は好きなんです。
相手を盲目的に好きで、努力の方向を間違える子、攻めでも受けでも大好きです。
相手が大企業の御曹司なら、それにふさわしい男になってやる!という執念で、7年間も連絡を断って、見事に成功したのはすごい。
再会して緊張しすぎてうまく話せない辺りの、外からは分からない不器用さも良い。
だけど…、粉かけちゃー、食い、粉かけちゃー、食い、が引っかかってしまう。
受けの方も、ピュアなのは良い。
弟が一癖も二癖もあるのも楽しい。
だけど…、簡単すぎやしませんか。
あのタイミングでの告白は、「今じゃなーーーーーい!」って本に向かって叫びそうになりましたよ。
あそこじゃなかった、というか、受けからなんだ…、というか、ちょっと言葉では言い表せないガッカリ感に打ちひしがれました。
もう少し引っ張って、攻めをもだもださせてほしかった…。
弟じゃないけど、「台無し!」ですよ。
そんなわけでキャラ設定は面白そうでも、乗り越えられない壁があるのだな、と、今、ひたすら壁見つめている気分です。
この向こうに行けた人々は、どんな萌えがあったのでしょうか。
力無く、肩を落としつつ、「間違った方向に頑張る攻め」というところにだけ、萌を置いていきたいと思います。
うーん、思っていたのとちょっと違いましたが、まぁ面白かったです。
ほぼコメディーのような作品でした。
大学時代から片思いの若槻は、有名企業の御曹司。
金や地位を目当てに近付く女を若槻に近付けないよう、自分が誘ってあしらっていた寺田。
そんな寺田は若槻に片思いしており、次期社長の若槻に近付くために起業し登りつめたのだが…。
寺田視点から若槻視点に話が移った時、実は若槻の方が早い時期に寺田を好きになっていた事が分かります。
いわば両片思いだったので、どちらかが素直に打ち明けていれば早く恋人になれたのでしょう。
何にしても、寺田がいちいち若槻を狙う女と関係を持つ必要あるのかな?
それで若槻のことがずっと好きだったと言われても、全然信用ならないと思ってしまうのだけど…。
ずっと寺田だけを思ってきた若槻に対し、それはどうなの?と受け入れられない気持ちが優ってしまいました。
そのせいで、両思いになっても萌えきれなかった…
私は好きです♡
スパダリ失格では無いと思うの〜。終始あまあまです♡
鷹丘モトナリ先生の絵は尖ってる、と言うか少し雑味のある画風だと感じていました。ここに来て、すごい私好みと言うか、柔らかい綺麗さがあって。お話の甘々と相まって、非常に完成されたトーンとなっております。
ストーカーまがいの執着を見せる寺田。若槻に想いを寄せる、あるいは寄せそうな女子を蹴散らす為に片っ端から食い散らかします。
そんな寺田を「やっぱり女子が好きなんだな。」と、諦めきれない想いを募らせる若槻。ジレジレの両片想い。募らせ系です。
少し若槻の方が背は低いのですが、体格差はほとんど無く、結構立派なカラダの男子2人が睦み合う姿は萌えます。
すれ違い、つまらない誤解をし、遠回りかもしれないけど、まぁ結局はバカップル。
可愛いお話しです♡