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hina wa mitsuiro no koi ni torawareru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
本棚整理中につき、絶賛読み直し期間です。
やっぱり好きです、この作品。
遊び人×純情派の組み合わせでは、わたしの中で大好きな夏水りつさんの「アーモンドを7粒」に次ぐ勢いです。
ずっと片思いしていた健二から聞かされた結婚報告に自棄になってゲイバーへ繰り出した凌歩。
いろいろなひとに声をかけられ戸惑っていると、そこに周囲が一目置く遊び人風のコウが現れて…。
一途な奥手の純情くんと遊び人の恋です。
だいたいこういうパターンは純情くんの純粋な想いに絆された遊び人が更生して、純情くんにべた惚れになってめでたしという流れが多いですが、たまに出現する純情くんすら手玉に取る系遊び人。
本当にこういうやつはぎゃふんと言わせたい。
つらい片思いから立ち直ろうとしていたときに寄り添ってくれた上司兼初めての人。その気持ちに自分も何か返したいと思うような純情くんの心すらゲームで弄べるようなダメ人間はぜひとも成敗してほしい。
そう思った方は迷わず2巻もご購入を!
失恋で自暴自棄になり、一夜だけと関係を持った相手が、実は新任の上司でー・・・というお話です。
この作家さんの描かれる攻めが、好みの問題かどうかは分かりませんが、イラッとくる事が多いのです。
今回は俺様ながら、包容力のある好印象の攻めだと思っていたら、最後の最後でやらかしてくれました。かなり強引にせまり、受けの心に入り込んだくせに、受けが心を許した途端に冷たい仕打ちです。続きものなので、次巻でこのすれ違いがどう回収されるのか分かりませんが、受けに対してのあまりに酷い行動に憤りが隠せませんp(`Д´)q
じゃあなんで毎回作家買いをするのかというと、受けが可愛いからです!攻めにイラつくのと同じくらいの確率で、受けが可愛すぎて萌えるのです。
今回は、キレイすぎる自分の容姿がコンプレックスの美人受け。やや流されてる感はありますが、その物静かで清楚な様がいいんですね。
そしてエロでの乱れっぷり。あくまで初々しく恥じらいがあるのに、その裏腹に感じやすいエロい身体というギャップ!!
大変色っぽくて萌えました。
それにしても、二人の心が近づいたと思ったら、攻めの酷い態度で以下続刊です。
あまりの冷たい仕打ちに怒り心頭で、評価を「萌」にしたのですが、次巻の内容次第でまた評価は変わるんじゃないかと思います。
出来る事なら、傷付いてる受けを長く見るのは忍びないので、早い事すれ違い展開は終わらせて欲しいです。
イメリ先生の攻めはいつもちょっとSなんですよね〜。1巻はまだ序盤ですが、シノブをトロトロにして、夢中にさせておいて、その気は無かったと突き放す。目付きも冷たい。
愛されて、甘やかされて。
ノンケの親友を密かに想って、失恋して傷ついて、心を閉ざしていたシノブがようやく心を開きかけたのに。
『誰かを一途に想っていたお前が、ようやく俺に振り向いた。』これで終わりだーとひとりごちるコウがゾッとするくらい冷たい眼差しを向けます。はっきり告げるわけでは無く、何となく避け始めるだけなので、シノブは可哀想にオロオロ…。
多分、次巻ではコウがまともな恋愛をしない遊び人になってしまった理由も描かれていくとは思いますが。この巻ではただただシノブが不憫です。ううっ。
描き下ろしはまだ、仲良くしている頃なのか。あまあまデート中でちょっとだけホッとします。「すもものミルクティー」って、可愛い名称だけど…美味しいのかは謎。笑。
会社では地味めにしてるけど、人が振り返るほどの美人のシノブなのだから、(痴漢防止の為にダサめの眼鏡を掛けたりしてるらしい。)コウももっと夢中になればいいのに‼︎‼︎
コウのことが許せないです。
最初のエッチで靡かなかったシノブに対して興味を持ったんでしょうけど、きっと相手が本気になったら、興味が失せるんだろうな、と思いながら読みました。
でも、読み進めていくうちに、あれ?もしかして、本当にシノブのことが好きになったのかな?と思わされました。
シノブに対する気持ちは本気っぽくなかったですか?
シノブがずっと好きだった健二に、シノブとのキスシーンを見せたくせに。
自分が本気になるのが怖いからって、距離を置いていくなんて。
せめて、はっきり「飽きた」とかなんとか、関係を終わらせる言葉を言って欲しかった。
作者さんの思惑通りだと思うんですけど、コウがクズ男すぎて、腹が立ちました。
たぶん初読みの作家さんです。
個人的に絵が少し古く感じるのと受けの子の体が痩せすぎで、あばらが見えているのでサラリーマンと言うよりも中学生みたいに見えたり、攻めの足に馬乗りになっているお尻のラインが痩せすぎのわりには女の人のお尻のようにプリンとしてるのが気になりました。
それと、カッコいい、モテ男のこうがベッドの上でエロ親父みたいな言葉攻めをするのがちょっと…そう言うことを言うのが余り似合わない顔と設定なのでちょっと萎えました。
ストーリーの方はまだ続きがあるのでなんとも言えませんが今のところ攻めのこうがクズ!しかも、スルーの仕方やタイミングが大人気なくて、とても遊びなれてるモテ男には思えませんでしたが物凄く衝撃的なシーンでつづく…になったので二巻が楽しみで仕方ありません。どうか、攻めのこうが痛い目をみるか、実は色々事情があってと言う展開でハッピーエンドになりますように。