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kikonsha desukedo nanika
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
二巻までの内容は、お気に入りの部下・芹沢相手にセクハラ、妄想三昧だった御門部長。やがてその妄想に支配されそうになり、なんとか芹沢の妄想から逃れようとするも出来ず。
奥さんの晴子から離婚を切り出され既婚者ではなくなったことから、堂々とゲイの世界へ舞い戻るもうまくいかず、芹沢への思いに気づくもノンケ相手に何やってるんだ…と自制する。一方の芹沢も部長への恋心を自覚し、部長と二人の出張の際、部屋の予約をシングル2つではなくダブルベッドの一室を予約…。
ネタバレします。
三巻の表紙は晴れ晴れとした感じでいいですね。とても好きです。内容もそれにふさわしい曇りないものとなっています。
部長への思いに気づいた芹沢は、出張先のホテルに着いてから、ちょこちょこと意味ありげなセリフで部長を攻めます。
一方の部長は芹沢の意図的なセリフにドキッとする→嬉しい!誘っているのか?→いやいや、あいつはそんなつもりはない。あいつは天然だしな、無自覚って恐ろしい…のループです。
もう気軽にセクハラを繰り出していた部長の姿はなく、好きなノンケの部下にうっかり手をだして嫌われまいと必死に耐えるのみ。そしてまたもや部長の妄想なのか、それとも現実なのかは読み進めないと判らない展開が相変わらずお上手です。ここは、え?え?これは妄想?それとも現実?とドキドキしながら読み進めるのが一番です。
私がこの作品で一番いいなぁと思ったのは芹沢とくっつきました、めでたしめでたし!だけではなく部長の周りにいる人々との着地点を一点も曇りもなく描いてくれたところだと思います。
まずは元妻の晴子との関係。
花屋の店長と再婚する事になった晴子を心から祝うことができた部長・今度こそ後悔のない結婚式を挙げてもらいたいからと気に入ったドレスが見つかるまでとことん付き合います。そして結婚式にも参加し、パートナーとして同伴した芹沢を紹介するんです。(もっとも晴子は仕事のパートナーと理解したんだけど)戦友・親友となった二人。番外編でも幸せそうな晴子が見られて嬉しかった(とても好きなキャラなので)
そして部長の父親との関係。
三巻では息子がゲイである事を知っていた事が明かされます。ゲイである事を知りながら晴子との政略結婚を命じた父親と、それを黙って受け入れた息子という関係から変化が生じます。堂々と芹沢を付き合っている人だと紹介し、父親と息子がようやく正面から向き合うのです。車のルームミラーに写っている部長と芹沢の喜ぶ姿が良かった。
芹沢も成長著しくて、一巻の頃の単純なスポーツ馬鹿みたいな面影は残しつつ(ポジションの件でバスケに例えて喜ぶあたりとか笑える)まさかの下克上もあり。タチ専だった部長が受けになったというだけではなく、芹沢が部長に命令しちゃって部長がいいなりに。
それと胸板が厚い芹沢のスポーツ体型が物凄く好きだし、二人のキスシーンもいい。部長が芹沢の首に手をかけていくところなんて読んでて死にそう。
全裸で絡んでるのもいい。
あれ?あれはどーなったの?というモヤモヤを残さず、とにかく隅々まで納得のいく終わり方なので読後感が最高でした。
今まで自分から大胆に動くことのなかった芹沢。今回初めて仕掛けて来ます。
部長と出張先のホテルをとる際、ベッドひとつのダブルで予約。
理性と煩悩を行ったり来たりしつつ芹沢にマッサージされる御門。
しかも「お手伝いしましょうか?」と言われ手でご奉仕されることに…。
…御門部長、あなたもう絶対攻には戻れません。
格好よさの中ついつい出てしまう、受の顔。すごくかわいい。
でも翌朝何もなかったように振る舞う芹沢に対してどう接するべきか悩む御門。
狡くて臆病な大人なら、逃げ道は作っておくべき…と頭ではわかっているのに、後ろから抱きしめられた芹沢の腕を振りほどけない…。
はっきりした言葉はなかったものの、恋人同士になれた2人。
ふいにキスする芹沢や、赤くなって照れる御門がとてもかわいい!
ここからきっと2人でイチャイチャのターン…と思いきや、元妻・晴子登場。
実は再婚することになったが、ドレスがどうしても決まらない。ドレス選びに協力して欲しいとのこと。
実はね、このシーンちょっと泣けるんですよ。
家族も心配してるし、相談出来る友達もいない。玲ちゃん(←御門の下の名前です)なら喜んでくれるんじゃないかなーって。
この2人のなんとも言えない友情のような兄弟愛のような不思議な関係、本当にいいんですよねぇ。
翌日から元・奥さんのドレス選びで大忙しの御門。奥さんと元サヤに戻るんじゃないかと不安になる芹沢。
ドレス選びに夢中になりすぎて、芹沢を不安にさせてしまった御門は、芹沢の家まで行き、自分がゲイであることを告白し、芹沢と結ばれます。
御門は初めての受。本当、かわいかったぁ。
無事、元・奥さんの結婚式を見届け、ご満悦の御門。
そんな御門に2人のペアリングを渡す芹沢。
1巻の妄想ギャグも最高でしたが、
3巻で通じ合った2人の想い。読んでいるこちらも暖かい気持ちになりました。
番外編で描かれている、御門の学生時代のゲイのお話。父との確執。
そして今、芹沢が好きだ、ちゃんと親には紹介したかったという御門に大人の男気を感じました。
ちょっとあっさり終わってしまったので、これから職場や家や旅行先でいちゃいちゃする2人をもう少しじっくり見たい気もしますが、そんなこと言ったら
「今、とても幸せですけど、何か?」とのろけられそうなので止めておきます。
萌えと笑いをありがとう。
これからも末永くお幸せに(*^_^*)
奥様持ちゲイの御門部長とノンケの部下 芹沢くんのお話です!ついに完結!
既婚者ですけど、全く重くないんです。
ドロドロしているようなお話ではありません。
御門部長のキャラと妄想で笑わせてくれるし、3巻では離婚してますので、さらに問題ありません^^
この3巻で完結!みんな上手く収まって幸せになります!御門部長、芹沢くん、おめでとう!お幸せに^^
二人とも育ちが良いいんでしょうね、せこくもないし、嫌味がない。自然とお祝いしたくなる二人です。
完結しましたね。爆笑妄想BL。2巻の途中くらいから、ギャグ要素とトキメキ恋愛シーンが半々くらいになってきて、ついに成就いたしました。おめでと~部長!おめでと~芹沢くん!
もともと絵のきれいな作品なのですが二人のたまに見せる男っぽい顔と、美しい肉体にドキッとさせられることがしばしばで、御門部長でなくても妄想と現実の区別がつかなくなりそうでした。そして、今まで散々妄想を見せられていたから、出張の夜のハンドジョブもまた妄想かと、今回は長い妄想シーンだなと思ってしまいました。
ついに結ばれた翌朝の御門部長の晴々とした顔!「前立腺の素晴らしさを体得してきました!」の心の声でお茶を吹き出しました。
この作品が初コミックとのこと、今後は作家買い決定です。
この作品に「神」をつけずして、何を「神」と言いましょうか。
1巻の始まりから3巻のあとがきまで、どのコマももれなく「好き!最高に、好き!」と思いながら読める作品です。
初読の衝撃もすごかったのですが、今回久々に読み返してもやっぱりすごかった…。
何がすごいって、何もかもなんですよ。
どこを取っても褒め言葉と賞賛しか出てきません。
1巻最初のキラキライケイケブイブイイケメン・御門が、あっという間に干した大根みたいな状態になっちゃってるところから全部良い!
好きなところを挙げようとしたら、1コマずつ説明しなければなりません。
そのくらいの勢いで全コマ全力で推せる。ここ、いいでしょう!って言える!
芹沢と出会ったことで、干した大根から潤いを取り戻す御門が愛おしい。
芹沢の幻影に付き纏われる辺りなんてもう、好きのダムが決壊します。
尊敬する御門からセクハラを受けていた!?と衝撃を受ける芹沢が愛おしい。
体育会系らしくスパッと振り切れちゃう単純さも好き。
2人とも愛おしくて仕方ない。
ノリツッコミ満載のモノローグも、現実と区別がつかないくらいの妄想も、どれもこれも良いんですよ。畳み掛けるように繰り出されるモノローグが、ああ、言葉で上手く言い表せないのがもどかしいけれど、絶妙なんです。
「自嘲風味」だったり、「雄弁」だったり、いろんなモードのバラエティ豊かなモノローグがどれひとつとしてハズレがない。全部面白い。
ストーリー展開も淀みなくて、これでもかと入ってくる妄想が邪魔するどころか、気持ちを盛り上げまくってくれます。
読んでいないひとにこの作品を説明するとしたら、と考えてみました。
言葉で説明するのは無理だと感じました。
だって説明して伝わるレベルの作品じゃないんですもん。
よって、全3巻セットを手渡して、ただひとこと、「読んで」。
これしかわたしたち読者にできることはないんじゃないかと。
それくらいに高い完成度。そこに何か付け足す言葉なんて必要ないのです。
全コマ好きですけど、ベストシーンを挙げるなら、たぶんわたしのチョイスは皆様とは違います。
1巻の6話で、御門からのセクハラという事実と向き合うべく有給を取った芹沢が吹っ切れて、半休扱いで出社してきたシーン。
ここからの御門がもうツボすぎて…。
ハツラツとした芹沢の首根っこにしがみつく様子が尋常じゃなくて、コーヒーを淹れてもらっている間もおかしい。あのシーンがわたしは一番好きです。
みなさまと好きなシーン談議したい。絶対盛り上がる。
気の合う頭の回転の早い人と、妄想話をしているときと通じる高揚感と満足感で満たされます。
ぜひ「読んで」。
テンポが良くて読んでて楽しかったー。
だんだんと妄想と現実が曖昧な感じになってきて、読んでいても「これ妄想?」と勘違いしてしまうくらい。
元嫁も父との関係も含めてハピエンで大団円。
これからは仕事もプライベートも楽しんでくれるはず。
ハッピー妄想オフィスラブ完結!
評価は神寄りの萌え×2です。
(神に変更する可能性もあり)
ラブいシーンで散々ドキドキさせてくれるけど、全て妄想!というこの作品。
1巻では相互認識、
2巻では恋の自覚、
3巻ではモダモダ両片思い。かーらーのー…( ´艸`) むふ。
じわじわと進む関係に"ようやく"が来ましたね〜!
とてもハッピーな気持ちで表紙を眺めてます。
2人のウェディング姿はまったく違和感がないなぁ(﹡´◡`﹡ )
さて、2巻ラスト(`・ω・´)キリッっとした顔で企てをした芹沢くん。
決行する日がいよいよ訪れました。
芹沢くんグイグイ行動に出るし、部長は可愛く流されてるし、
1〜2巻の名残で「ん?これは妄想?現実?妄想オチじゃないよね??」と妙に疑ってしまうw
妄想プレイばっかり見てたからスッカリ毒されてしまってるわ。
ファーストタッチはそんな夢のような曖昧さがあったのですが、
ファーストキスは…………っ!!!!
あああああああ(萌えゴロゴロ)
これは妄想でも夢でもないってハッキリ分かるっ!!
部長がゆっくりと芹沢くんの首に手を回した瞬間が最高に萌え死ぬ///
ようやくようやくですよー(∩;///;∩)
2人のチュー見ただけで泣きそうになる。
読者歴浅い私でさえこんなんなので、1巻から見守ってる方はもっと感慨深いだろうな。
キスの後はゆっくりゆっくり互いを慈しむよう時間が流れます。
声もなくただ互いの体温に委ねてグッときました。
これでサックリ進まないのがこの2人の焦れったいところでありまして。。。
部長の悲しい過去が所々に見え隠れしてます。
独身時代のワンナイト主義には理由がありました。
芹沢くんからの好意を感じ取りつつも自分の気持ちを言葉にするのは怖い。
部長は臆病な気持ちから自分を戒めており、スキンシップは増えてもちょっぴり切ない(;ω;)
芹沢くんも芹沢くんで大切な言葉をすっかり忘れてるし…。
キチンと想いを言葉にして、気持ちも体も繋がった時はホロリとさせられました。
そんでポジションはもちろんフラグ通り。
芹沢くんに恋してからの部長は終始かわいいので受けにしか見えないw
1巻のブイブイいわせてた夜の庭師wは何処へ行ったw
長年恋愛に対して臆病だった反動もあるのかな?と感じました。
ようやく好きな人に好きって素直に言えて、受け止めてくれる人に出会えたのですからね。
部長が幸せそうに頬染めて微笑むとキュンキュンします(∩´///`∩)
本当よかったね〜!部長!!
そして番外編で部長パパ目線のお話がまた切なキュンなのです。
傷ついた過去と現在の幸せそうな顔が交錯してこみ上げるものがある。
政略結婚をさせた部長パパの不器用な優しさも分かってすごく良かった!
また、2巻で離婚した元奥さんの再登場ありました!ヾ(*´∀`*)ノ
恋愛感情持てず仮初めの夫婦でしかなかったけれど長年一緒に暮らした絆を感じます。
終始、奥さんの存在が蔑ろにされることなく描かれてるのは好印象でした。
ただ個人的に少し残念だったのは、芹沢くんのしたたかさが前面に出てしまったことかな…。
1巻の鈍感な天然ワンコっぷりが消えてしまったのが寂しい(´・ω・`)
オフィスプレイの下克上強気攻めはちょっぴり萎えでした。
部長の妄想の中なら楽しいんですけどね;;
普段は天然で時々雄みを感じるぐらいが個人的に好みだったようです。
3巻、完結です。
皆ハッピーな結末で、読後はなんだかこちらまで幸せお裾分け頂いた気分になりました。
以外、ざっくり感想を。
妄想?現実?いや、これ現実やーん!となる、芹沢のぐいぐいっぷりに非常に萌えました(//∇//)
御門も芹沢に押されちゃってるしー!
お互い言葉が足らずすれ違いそうになりましたが、御門はちゃんと「俺はゲイだ」言ってわだかまりを無くし、御門が芹沢を煽るシーンはニヤニヤとまらず。
やっぱ魔性のゲイですよ、御門…(笑)
2人の仲も晴子さんの結婚も凄く良かったんですが、それよりも番外編の御門のお父さんとの話がとっても良かった!!
仕事の忙しさもあり、御門がゲイという事に目を逸らして御門を海外留学させた御門父。
留学後は晴子さんと政略結婚させたんだけど、心の何処かでずっと引っかかってたんでしょうね。
御門と芹沢と別れた後の車内で、御門父の言葉と表情にじ〜ん…( ;∀;)
そして最後の『社則についてお知らせします』で、御門父がツンデレだとよく分かりました(笑)
正直、絵はあまり好みとは言い難いんですが、全巻通して非常に楽しく読めました。
デビュー作だったという今作、次の作品が早くも楽しみです。
一巻読んだ時点で受けの御門は受けだよな〜と断定してたんですが、ちるちるの1巻の受け攻め情報では、御門×芹沢と表記があったので、もしかして御門は攻めなのか?とヒヤヒヤしながら3巻買って読みました。
…受けでしたね、御門。
1巻の芹沢くん(天然で爽やかな好青年)が好きだったので、恋を自覚してから(2巻後半あたり?)の押せ押せでしたたかな男芹沢になってしまったので残念です※後者もかっこいいんですけど
なので、神評価とはならず…
御門が、白昼夢ばりの妄想と意外とリアリストで常識人的な思考で悶々としているのも面白かった。
かつてかわい子ちゃんをブヒブヒ言わせてたスーパー攻め様っぷりは何処へやら…ウジウジと恋に戸惑うハピハピになる姿が可愛くて面白くてよかったです。
まさかのパパンも登場しました。
ノンケにしておくのが勿体無いくらいかっこいいw
御門の元嫁さんが好きなキャラなんですが、花屋さんと結ばれて良かった。
BL漫画読んでるのに、ちょこっとNLも楽しめて萌えられてお得でした。
女性キャラですが、奥様のキャラクターも素敵。
まぁコメディ色が強くて御都合主義的なところもあるけど、恋自覚からの関係ハッテンの流れや心理描写も自然で違和感ありませんでした。
妻帯者ってこともあり、結末どうなるのだろう?て思っていたんですが、
みんながハッピーエンド迎えられて本当よかったです。
もう独身ですよ?
何の問題が?
そんな不満を解消すべく読み始めました。
一夜の情事を満喫していた頃から芹沢颯太に出会うまで。
ほろ苦い過去の出来事に、誰かを好きになることの恐れ、裏切られる悲しみ。
そんな切ない男心をそっと抱えていたのかと。
今までとは違う目で御門玲を見ることができました。
そんな御門に対して、少しずつ変化を見せ始めた芹沢の行動力。
ピアスの件でも感じてはいましたが、どこか天然で奔放な芹沢の隙あらば「ツケコンデシマエ」的な大胆さ。
なのに思わぬ展開も妄想との区別がつかずオロオロ。
せっかくのシーンも喜び損ねてばかり。
始めの頃の明確な遊び心が消えてしまい、展開の遅さにモヤモヤイライラしてしまいました。
けれどそれも御門がゲイだと告白するまでの十分な引きとなっていて、ようやく結ばれる感無量感とその場の勢いが重すぎず軽すぎず。
最初から最後まで、ギャグ過ぎずシリアス過ぎずの絶妙なラインを貫いた大団円にほっこり。
後日談の思わぬ援護射撃に最後の最後まで十分に満たされてしまう作品でした。