キスと災難

kiss to sainan

キスと災難
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
27
評価数
9
平均
3.3 / 5
神率
22.2%
著者
川嶋すず 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784796410205

あらすじ

さびれた商店街にある金物屋の跡継ぎ息子の陸。 地元青年会の帰り道、酔っ払った喫茶店マスターの宮乃が、突然キスをしかけてきた! 衝撃を受ける陸に「僕、陸くんのこと好きになったので」と悪びれもなく笑う宮乃。 絶対男になんて落ちねーから! と思っていたのに、 お構いなしに陸のテリトリーに入ってくる宮乃が気になり始めて――?

表題作キスと災難

金物屋の三代目
喫茶店のマスター

同時収録作品笑ってよ、大好きなひと

同時収録作品君のお気に入りが気に入らない!

真樹の恋人
淳の恋人

同時収録作品かわいい君はどこにいる?

その他の収録作品

  • キスと幸福(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数1

うーん…

綺麗な絵の中短編集です。表題作は喫茶店のマスター受けに口説かれる金物屋の攻めの話。

マスター受けは、ゲイバレして会社を辞め、喫茶店を始めたばかりという設定。なのにソッコーで攻めに言い寄る神経が疑問でした。おまけに、そのマスターからいきなりキスされ口説かれたノンケ攻めの陥落の早いこと早いこと。
その時点で受けのいいところは顔だけです。実のある話をしたわけでもなく、きゅんとするシーンがあったわけでもありません。強いて言えば受けの元カレが喫茶店を訪ねてきて攻めと出くわしただけ。
それまでは口説かれて逃げ回っていたのに、受けが元カレと会ってただけで「おまえが好きなのは俺じゃないのか!」みたいにエキサイトするノンケは理解に苦しみます。いらないはずのオモチャを他の子にいじられて怒る幼稚園児みたいなメンタル。それが恋愛に結びつくのはさすがに無理がある気が…。
くっついたあとも、ゲイバレが受けのトラウマっぽくなってるのを知っているのに、大声で勝手に不特定多数にカミングアウト(?)する攻め。これにも神経を疑いました。

作画はとても綺麗で、人物も小物も風景も雰囲気のある絵を描かれる作家さんだったので、無理めな恋愛描写が本当にもったいなかったです。
表題作だけでなく、他の短編もそんなふうに惜しい印象でした。自分に告白してきた幼なじみに彼氏ができて面白くない攻め(推定)の話は表題作と似た感じだし、恋人が白ブリーフはいてるだけで萎えてエッチできない攻めの話は攻めの心が狭すぎだし。
設定や展開に無理がありすぎて、何でこうなるのかわからず、説得力がない話が目立ちました。

あと、ずばり言ってしまえば全体的にキャラクターに魅力がない…。無神経だったり、へんにわがままだったり、意固地だったり。なんでこのキャラに相手はそんなに執着するのかな、と思ってしまいました。

4

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