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人は両生体として産まれ、思春期頃に性別が決まるという世界を舞台にした壮大なファンタジー譚。
物語の中心は王位を争う立場にある2人の王子、ティオキアとルキシュ。幼少時は親しくしていた2人だけど、周囲の思惑に巻き込まれ、ティオキアは国を追われ…というのが物語の基本的な設定です。
ティオキアに付き従う従者、カウス・レーゼンの深い愛や、ティオキアとルキシュの関係、国や人々の業を背負い、ついには「魔王」となるティオキアの壮絶なまでの色っぽさと美しさ…。波乱万丈の物語の面白さと共に、美しい登場人物たちにキュンとする「萌え要素」もたっぷり詰まっています。
現在各電子書籍サイトでも配信されているようです。もっと多くの人に読まれてほしい作品ですので是非。
なんということでしょう。ちるちるでこの作品に出会うとは。
登録してくださった方、有難うございます(涙)。
自分の人生において、多分、ずっと覚えている名作。神です神神。
BLという言葉を知らなかったころでしたが、
今と同様、従者に悶えてました。
嗜好ってやっぱり大きく変わらないんだわ、と再確認。
私的には 10世紀より前な印象。今のドイツあたりなイメージ。
魔導士、魔、複数の王国 が出てきます。
既にほろんだ大国の遺跡、遺産があり
大陸統一(今のヨーロッパみたいなところ)を目論む王の息子が
当作主人公 ティオキア。はかなげ美人。弱っちめ。
成長とともに自然と決まる性別が、なかなか決まらず、跡継ぎとしては
従兄弟のルキシュ(男、きりっとした美男子)がよい と
国が二分しかかってます。
そんな中、温かい温暖な隣国へ行け と王から指名。
要は人質じゃん とルキシュ派は大喜び。
大人しいティオキアは、どうしようとびびりながら隣国へ向かう
といった所からstartです。
この時付き従う文官がカウス・レーゼン。こいつがイケてる。悶えます。
エロティックな要素は、ないです(非BLなので)。
男子同士の恋心も、当分出てこないです。
(最後は主従愛を超えたものがあります)
が、本当に最後は号泣する、竹宮先生らしい名作だと私は思います。
ファンタジー好きなら、一度ご検討ください。